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“御商印”集めで商店街を散策、にぎわいにつなげる【石川県七尾市・一本杉通り商店街、東部商店街、中央通り商店街、リボン通り商店街】

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    地域振興

「城下町七尾御商印めぐり」 のポスター

 石川県七尾市JR七尾駅前の4つの商店街で開催されている、一風変わったスタンプラリー「城下町七尾御商印めぐり」が、今、注目を集めている。店で買い物をすると、御朱印ならぬ“御商印”がもらえ、それを集めながら商店街を巡ってもらおうというもの。同時に、抽選用のスタンプを集めると豪華商品が当たるキャンペーンにも応募できる。

  この御商印めぐりは、同地域の観光振興を目指す一般社団法人ななお・なかのとDMOが企画。近年、商店街への人出は、市郊外へのスーパーやドラッグストアの相次ぐ出店に加え、コロナ禍もあり減少傾向にあった。そこで、駅前の複合施設パトリアに7月、能登エリア初のドン・キホーテが開業したことに合わせ、これを機に見込まれるにぎわいを商店街にも波及させようと8月1日からスタートを切った。

 同法人職員で、外国人向けの飲食店マップを製作しているスミ・デウィ・デッサリさんは、「この辺りは、前田利家の出生城である小丸山城の城下町として栄えた歴史があり、昔ながらのお店が多い趣深いところです。駅前にこんな素敵な場所があるんだと知ってもらえたら、足を運ぶ人も増える。そのきっかけとなるよう今回のスタンプラリーを企画しました」と話す。

  参加するのは、一本杉通り商店街、東部商店街、中央通り商店街、リボン通り商店街の計74店。対象店舗で300円以上の買い物をすると、はがきサイズの御商印と抽選用のスタンプがもらえる。

 御商印は、店名を記す筆文字と店の特徴を表すはんこが御朱印さながらの風格を醸し出す。たとえば、紙店では水引が、醤油店では醤油を仕込む樽があしらわれるなど、趣向を凝らしたデザインで、思わず集めたくなるものばかりだ。それぞれの御商印から、その店独自のストーリーを読み取ることができ、店主たちの思いやこだわりも伝わってくる。

お店のストーリーを感じるデザインがずらり。どの御商印も魅力的だ

 一方、スタンプは、パンフレットに付いている専用はがきに押してもらい、3〜7個集めて応募すると、抽選で能登牛セットや七尾市の特産品などが当たる。抽選に外れても、オリジナルクリアファイルと小丸山城跡をデザインした御城印が100名に贈られる。(能登に伝わる婚礼文化の見学や体験ができる 「花嫁のれん館」でクイズに参加しても同様の品がもらえる。)さらに、公式インスタグラムをフォローし、商店街で撮影した写真を「#御商印めぐり」を付けて投稿すると、抽選で10名に商店街で使える商品券が贈られるなど、盛りだくさんの内容で楽しみが尽きない。

  スタートから1ヶ月が経ち、まちなかではパンフレットを片手に御商印めぐりを楽しむ人の姿が見られ、少しずつにぎわいが戻り始めている。今回4つの商店街が協力してイベントを行うのは初めてのことだが、店主たちからも「面白い企画なので、ぜひお客さんにお勧めしたいです」と意気込む声が上がっており、今後さらなる盛り上がりが期待される。御商印めぐりの実施期間は、来年の2月28日まで。長期間実施することで商店街を訪れる客層のデータ収集も兼ねており、次回からのイベントなどの参考にする考えだ。

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