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日本初の『SDGsロード』宣言!商店街を繋ぎ、楽しくウォーカブルなまちを目指す 【和歌山県和歌山市・和歌山まちなかシルクロード構想実行委員会】

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   健康でウォーカブルなまちを目指して「SDGsロード宣言」!

 和歌山市中心市街地の商店街や公園などの各拠点を結び、楽しく歩きたくなるまちづくりで活性化を目指そうと、この夏に発足した「和歌山まちなかシルクロード構想実行委員会」。国連の提唱するSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、街の将来を担う若い世代にも幅広く参加してもらおうと独自の活動を開始し、注目を集めている。

 今年6月、市の中心部にある商店街の店主や事業者、地元の大学や専門学校の関係者などで活動を開始した同委員会。まず着目したのは、JR和歌山駅から南海和歌山市駅までが歩いて約40分の距離にあるということ。

 この間にある「人・モノ・コト」を繋げて一つの文化圏をつくるという「和歌山まちなかシルクロード構想」をもとに、その距離を楽しく歩きたくなるストリートにすることで地域の健康寿命を延ばし、和歌山市を高齢者も若者も住みたい街にしようというという理念でプロジェクトを推進していくことを決めた。また、これまで各商店街がそれぞれに行っていた取組みを1つのテーマを掲げ、一体感のあるまちづくりへと発展させることで、相乗効果を生み出し、コロナ後も見据えた新たな人流の創出を目指すという。

清掃活動(上)と打ち水(下)のようす。清掃活動は県の「わかやまごみゼロ活動」に認定され、認定証も交付された

 7月7日にはプレイベントとして、同構想の対象エリアであるアロチ商店街、北ぶらくり丁商店街、みその商店街で、委員会メンバーや賛同者47名が清掃活動を実施。終了後には七夕らしい風情を演出しようと笹の飾りつけで道行く人の目を楽しませながら、活動をアピールした。

 続いて8月8日には、同上の3つの商店街で午後2時から一斉清掃活動と打ち水を行った。この委員会の清掃活動は、県民や事業者の自主的な清掃活動を応援するという県の「わかやま『ごみゼロ活動』の認定も受けており、当日の清掃活動には県の循環型社会推進課も参加。清掃活動は10月にも実施する予定だ。

 さらにこの日、北ぶらくり丁商店街では、「和歌山まちなかシルクロード構想」に賛同する商店街や企業が和歌山市を“健康的でウォーカブルな(居心地がよく歩きたくなる)まち”とすべく協力して活性化を図ろうと「和歌山まちなかSDGsロード宣言」が行われた。

 委員会メンバーで和歌山大学副学長の足立基浩さんがスピーチで、

「持続可能なまちづくりこそ、SDGsの重要な目標。商店街が新たな魅力を生み出し、若い人々が戻ってくることが目標達成の象徴になります」と力強い決意を述べると、

来賓の尾花正啓和歌山市長からは、

「和歌山市は近年、人口の流入数が流出数を超えた。今こそ再開発の推進や商店街が復活することで和歌山市の未来をともに築いていきましょう」と熱いエールが送られた。

 当日は、大学や専門学校生を対象に幅広く商店街活性化のアイデアを募る「和歌山まちなか学生ビジネスコンテスト」の開催も発表。コンテストは地元の小中学生参加のフィールドワークを含めた自由研究等との連携企画になっており、表彰は11月に和歌山城ホールで行われるという。

北ぶらくり丁に展示された全国各地の高校新聞(高校生記者が和歌山市内を7コースに分かれて取材)

 また、会場には同時イベントとして、今夏和歌山県で開かれた全国高等学校総合文化祭「新聞大会」で全国各地の高校新聞部が和歌山市内を取材して書かれた新聞の展示された。県外の若者の目に映った地元の魅力の数々に多くの人が驚きながら見入っていた。


 和歌山まちなかシルクロード構想実行委員会委員長の野口千惠さんは、

「SDGs達成期限である2030年に向けて、次の世代=子供たちに上手くバトンを繋いでいきたいですね。活動を始めてから、日常でも商店街どうしの連携や仲間意識が今まで以上に強くなったと実感しています。今後は定期的なイベント開催も企画中です」と意気込んでいる。

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