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『謎解きツアー』と『ワクチン缶バッジ』 颯と動いて街を元気に【東京都江東区・牡丹町商栄会商店街振興組合】

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街なかで謎解きを楽しむこどもたち

「三幸苑の看板(に書かれている)メニューはギョーザ、チャーハン、あと1つは?」

「鮮魚店 魚がしあべ家は〇〇〇〇〇御用達!」

「牡丹町にあるカフェ・デザールpicoは何号店?」

「ごはん屋おゝ貫は羽釜でご飯を炊きますが、羽釜はいくつある?」

 街の謎が書かれた地図を手に、目当ての店を捜して歩く子どもたち。この夏そんな姿が見られたのは、東京都江東区の富岡八幡宮近くにある商店街「牡丹町商栄会」だ。地元の子ども会「牡丹町若葉会」との初のコラボ企画『牡丹謎解きラリー』が8月1日から24日まで開催され、子どもたちは密にならない夏のイベントを楽しんだ。

 このイベントは当初、若葉会が商店街のマップをもとにオリジナルの謎解きを作成し、20人程の会員(小学生)を対象に実施を予定していたもの。しかし、「折角なら街や若葉会のことを、もっと多くの人に知ってもらえばいいのでは」と商店街サイドが提案し、共催が実現した。牡丹町商栄会商店街振興組合理事の織間はるみさんは、「ここ数年この界隈は子どもが少なくなって、子ども会の会員数もどんどん減っているんです。でも、街のこれからのことを考えると、一人でも多くの子どもたち、そしてその親御さんたちにこの街のことを知ってもらうのは大切ですし、子ども会に入って地域とつながる家族ももっと増えたらいい。お客さんに情報を発信できる私たち商店街は、それに協力できると思ったんです」とその経緯を語る。

 こうして、商店街が参加賞を多めに準備し、中学生以下の子どもたちであれば他の地域からも参加OKとして『牡丹謎解きラリー』がスタートした。結果、100人を超える子どもたちが参加、「若葉会」にも新規の入会者が5~6人あったという。「期間中、ペンを持って地図と首っ引きで街を歩いている子どもの姿が微笑ましくて。私たち商店街が、この街のために少しはお役立てたのではないかと思います」と織間さんは声を弾ませる。

商店街オリジナルの「ワクチン2回接種済」缶バッジ

 今回のイベント共催のように、牡丹町商栄会商店街振興組合は、日々の営みの中から何気ないきっかけを見つけて自分たちの活動に生かすことに長けている。例えば、区の高齢者のコロナワクチンの接種が始まった時、商店街はいの一番に「ワクチン2回接種済」と記したオリジナル缶バッジの作製に動いた。缶バッジは、接種2回済みの半券の提示と引き換えに組合員に都度配布、現時点で53軒の加盟店に対し半数の26軒の店主・従業員の胸や腕にバッジが輝いている。


 「自分たちの商店街は安全ですよ、とアピールするためにつくったバッジですが、私たち自身がこれを身につけることで、接客の時に気兼ねなく声を出すことができて助かっています」と、織間さん。東京下町ならではの小気味よいお客さんとのやりとりが目に浮かぶ。この商店街は、コロナ禍の自粛が続く中でも、自分たちにできることを颯と進め、街を元気にしている。

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