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学生と商店街がタッグでカフェ開店。地域の交流拠点をめざす【神奈川県藤沢市・長後商店街協同組合】

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  多世代が立ち寄れる地域のハブをめざす「Cafe Base 長後」

 神奈川県藤沢市の長後商店街協同組合が、3月8日、商店街が所有する長後商店街会館1Fをリニューアルし、「Cafe Base 長後」をオープンした。

 若者から高齢者まで世代を問わず、誰もが気軽に立ち寄れる憩いと交流の地域拠点をめざす。

 カフェを運営するのは、地元の慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の学生ら4人が役員を務める合同会社。もともとSFCには、大学からの支援は受けずにキャンパス周辺地域からの協賛で運営をまかなう地域密着をコンセプトとする学園祭「七夕祭」があり、その実行委員会は毎年地元の長後祭りに出店。学生たちは日頃から、長後のまちや商店街を盛り上げるのに欠かせないメンバーとなっている。

 2020年秋には、長後未来会議と題し、長後商店街と学生との本格的な共同プロジェクトが始動。かつては会員・店舗数200店を誇る小田急沿線きっての繁華街だったが、周辺地域の開発や高齢化、後継者不足に大きな課題を抱える商店街を、学生の前向きな意見と柔軟な発想で、「再び活気を取り戻そう」と、とタッグを組んだ。

 そこから生まれたのが、商店街会館1階の元ギャラリースペースを利用したカフェの運営。
学生をはじめとする若者や商業者、地域住民が自由にコラボし、新しい取り組みを始められる場所・試せる場所「プラットフォームカフェ」として提供したいと企画。昨年採択されたGoTo商店街事業にも着手しながら、年明けから急ピッチで改装・リニューアルを進めた。

 改装工事の様子は、学生たちの手で開設された商店街のホームページや、Twitter、Instagramで随時情報発信。カフェの入口の壁とドアの配色をどうするか迷ったときは、Twitterで投票してもらう参加型の企画も行った。

緊急事態宣言が明けてからは夜の営業も開始。アフターコロナも見据え、様々な企画を検討していく。

 そうして地域に見守られながら、オープンを迎えた「Cafe Base 長後」。

運営を手掛ける合同会社農彩(慶應義塾大学4年)の冨田大貴さんは、

「新しい滞留、きっかけの場所にしていただきたいです。昼間は句会の集まりなどお年寄りが、夕方には高校生が勉強に使ったり、夜は大学生や若者が音楽について語りあったり…、ここに様々なコンテンツを載せることで求心力のある場所(プラットフォーム)にしていきたいですね。」

と話す。

 実は、このカフェのオープンは活性化の第1段階だという冨田さん。今後は5年を目途に核となる魅力ある店舗でチャレンジが生まれる商店街、さらに観光や宿泊施設など付加価値で勝負できるまちづくり等、長期的に地域を活性化できる取組みを視野に入れているという。
「毎月1回の理事会にも参加させてもらっています。商店街や地域のために尽力していきたいですね。自分たち学生の自由な発想を受け入れてくれることに感謝と責任を感じています」

と意気込んでいる。

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