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3商店街がアートベンチで街を盛り上げる!「高崎ストリートベンチプロジェクト」【群馬県高崎市・東二条通り商店街チームハナハナストリート・大手前慈光通り商店街組合・大手前通り】

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色鮮やかに彩られたアートベンチ。傍にあるQRコードを読み取ると周辺の店舗の紹介動画が見られる。

 群馬県高崎市のJR高崎駅西口近くに位置する3商店街(東二条通り商店街チームハナハナストリート・大手前慈光通り商店街組合・大手前通り)が連携し、個性豊かに彩られたベンチを設置する取組み「高崎ストリートベンチプロジェクト」が話題だ。


 このプロジェクトは、「ストリートベンチがつなぐ人と街~居心地の良い街へ~」をコンセプトに、3商店街の歩道にさまざまなデザインのアートベンチを設置し、来街者の休憩場所として活用するとともに、アートを見ながら街歩きや買い物を楽しんでもらおうというもの。コロナ禍で積極的なイベントができない今、商店街の枠を超えてみんなで乗り越えていこう、と3商店街が初タッグ。国のGoTo商店街事業も活用し実現した。

 
  設置するベンチは35台。うち20台が地元に縁があるアーティストの制作で、昨年12月10日に、高崎駅西口のペデストリアンデッキでアーティスト13人によるアートベンチのライブペインティング(公開制作)を実施。目の前でプロのアーティストが個性あふれるペイントを施していく様子に、道行く多くの人たちが足をとめ、各メディアからも注目された。

昨年12月のライブペインティングの様子。アーティスト13名が参加し、大いに注目を集めた。

 続いてこの2月には、商店街に隣接する南小学校、高松中学校美術部、慈光こども園の児童など、地域の子どもたちが制作したベンチ15台が完成し、全35台が設置された。

 南小学校では、コロナ禍で学校行事が減っている中、「今年ならではの思い出を残したい」と学校側が全面協力。授業の一環として全児童が参加し、アーティストの協力のもと、1年生は手がた、2年生は手作りのスタンプを使う等、それぞれの学年で個性的なオリジナルのベンチが仕上がった。
 

「高崎ストリートベンチプロジェクト」代表の岡田恵子さん(チームハナハナストリート会長)は、
「小学校の先生方にも協力していただき、全児童の参加が実現しました。子どもや孫の作ったベンチを見ようとご家族が商店街を訪ねてくれていて、地域の方と商店街の接点が増えコミュニケーションのきっかけになっています。子どもたちにとっても、自分たちが描いたベンチが街に置かれることで、この街に関わっているという気持ちが育ってくれたら嬉しいですね」と話す。


各学年の個性が光る南小学校の児童制作のアートベンチ。子どもや孫たちの力作を探して家族が商店街を訪れることも。

 ベンチには仕掛けがもう一つ。それぞれのベンチに設置されたQRコードを読み込むと周辺4~5店舗を紹介する「ちょこっと動画」(例えば金物店では店主が包丁を研いでいる様子、飲食店では常連さんおすすめの一品、アパレルショップでは充実した小物の品ぞろえ等)を見ることができる。店主の仕事ぶりや人柄、お店の雰囲気が伝わる動画で、入ったことのない商店街のお店を広く知ってもらおうというアイデアだ。

 岡田さんは、

「ベンチを設置してから、アーティストや関わった子どもたちの他、地元の高校生たちも写真を撮ってSNSにアップしてくれています。街の人たちに商店街をフィールドとしていろいろな遊び方・過ごし方を見つけてもらえたら嬉しいです。単独の商店街では難しい取り組みでしたが、3商店街が協力することで新たなアイデアが生まれ、また地域の方々の協力も得やすくなり、みんなで一緒に楽しみながら意味のある事業ができました。3商店街の連携は今後も継続予定で、次の企画も動き始めています」と笑顔だ。

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