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「♯商店街あの日あの時」商店街の過去の出来事を投稿写真で共有しよう。 【三重県伊勢市・伊勢やまだ大学】

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 三重県伊勢市の伊勢神宮外宮周辺の山田のまちで活動している「伊勢やまだ大学」が、“過去に商店街で起こった出来事を皆で Instagram を使って共有しよう”と開始した「♯商店街あの日あの時」企画が話題になっている。

 伊勢やまだ大学は、’14年に伊勢市商店街連合会青年部の活動の中から生まれた市民大学。
学ぶテーマは、「山田のまち(外宮、日本や伊勢の生活文化)」と「豊かさのある暮らし(商店街)」、キャンパスは外宮を取り巻く9つの商店街(うらのはし商店街、高柳商店街、栄町商店街、さくら通り発展会、しんみち商店街、伊勢市駅前商店街、外宮参道発展会、明倫商店街、浦口商店会)、というこの地ならではのユニークな大学だ。

 主な活動は、店主が専門知識を披露・紹介する「お店ゼミ」と外宮や山田のまちの文化や歴史が学べる「特別講座」で、開校以来6年、毎年実施してきたが、今年はコロナの影響で自粛が決定してしまった。

    「Instagram♯商店街あの日あの時」より 

 思いがけず時間を持て余すことになってしまった店主たち。何かできることがないかと話をしているうちに、いつしか昔話に花が咲き始め、そこで、「こんな面白い話、ここだけで終わるのはもったいなくない?」という一言から始まったのがこの企画「#商店街あの日あの時 Instagram投稿募集!」だ。

 募集開始以来、現在までに公式Instagramには、20を超える投稿があり、夏の風物詩でもある高柳商店街の夜店、昭和の頃のにぎわいや飾らない日常の様子、平成のアーケード完成イベントの風景など様々な写真がエピソードとともに並んでいる。伊勢やまだ大学の「特別講座・古写真で伊勢さんぽ」の講師から提供された昭和初期頃の貴重な写真には、昔を懐かしむコメントが寄せられ盛り上がる一場面も。

 企画を担当する伊勢商工会議所の久村裕一さんは、

「懐かしい投稿写真をきっかけに、商店街の良さを再認識したり、知らなかったことを教えてもらったり、新しい発見もありますね。伊勢やまだ大学は、どなたでも参加できる大学なので、このInstagram企画も多くの方に参加していただきたいです。」と話す。

 100エピソード集まったら、優秀賞を選定する予定もあるそう。

 投稿は伊勢に限らず、商店街の思い出がある人なら誰でも参加できるとのことなので、気になる人はぜひ伊勢やまだ大学のサイトをのぞいてみてはいかがだろうか。



伊勢やまだ大学ホームページ

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