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前売りチケット購入で贔屓の店を応援しよう!【東京都中野区・鷺宮商明会】

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鷺宮商明会が早急につくった「おたす券」のフォーマット

東京都中野区の鷺宮商店街(鷺宮商明会)では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による外出・外食の自粛により打撃を受けている加盟店の窮状を救うため、“応援チケット”が4月10日から販売されている。

鷺宮商明会は、西武新宿線「鷺ノ宮」駅北口を中心に広がる組合員数約160の商店街。食料品店や日用品店などに加え、地元客に人気の飲食店が軒を連ねる。しかし、現在続いている新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態措置が長引き、地域住民の外食控えが続けば、加盟店の3割を占める飲食店がさらに深刻な影響を受け、倒産が続出する可能性も大きい。そんな危惧に対して同会は対策案を検討、地元住民に贔屓の店を応援してもらおうと、前売りチケット「鷺飲夜(さぎのみや)おたす券」のフォーマットを作成し、同会加盟の飲食店など約50店舗に提供した。

「鷺飲夜おたす券」は、500円チケットが10枚つづられらたシートで、客は、贔屓の店からチケットシートを購入し、使用期限中に好きなタイミングでチケットを使い、その店で飲食を楽しむことができる。シートの販売価格や使用期限は、販売店が独自に設定できるシステムとなっていて、割引したり、使用期限を無期限にしたりと、店独自が工夫して販売している。チケット取扱店は、「鷺飲夜おたす券」店頭ポスターが目印。参加店舗は「鷺飲夜おたす券取り扱い店舗マップ」(※)に随時更新されている。

「この非常時に、なんとかしなければ、と急いでシステムをつくって各店舗に委ねました。各々使い勝手のいいように利用してくれれば」と、同会副会長の田中章生さん。「いつまで続くかわからないコロナ騒動で、各店営業存続の危機にさらされています。普段通っているお店が無くなってしまわないように、一人でも多くの皆様に是非とも応援していただきたい。皆様の応援できっと店主は勇気づけられると思います。この騒動が終わったら、チケットを使って思いっきり飲んでください」と地域の人々に呼び掛けている。

(※) 鷺飲夜おたす券取り扱い店舗マップ

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