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「来年、待ってる。」―楽しく力強いメッセージで、街を明るくする“イベント中止ポスター”【香川県高松市・常磐町商店街、南新町商店街、田町商店街】

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商店街の女性店主が躍動する元気いっぱいのポスター。イベントが中止になっても見る人の心を明るくする

新型コロナウイルスの影響で、今春開催が中止となってしまった香川県高松市のイベント「SANUKI ROCK COLOSSEUM(サヌキロックコロシアム)2020」。その中止を知らせるポスターが、地元商店街とサヌキロックのコラボレーション企画でつくられた。女性店主らがガールズバンドになりきって、満面の笑顔で「来年、待ってる。」と呼びかけるこのポスターは、暗くなりがちな街の人々の気持ちを明るくする、と話題になっている。

街とラジオと音楽と。香川県高松市の街なかで繰り広げられるライブサーキット「SANUKI ROCK COLOSSEUM」は、2010年より毎年3月に開催されているイベントだ。常磐町商店街、南新町商店街に点在するライブハウスを中心に、商店街のアーケードの中に実施会場がほぼ集約されているため、5000人近い参加者が一日中商店街を行き来するという。2年前からは商店街とのコラボキャンペーンも展開。今年は参加店舗数を昨年の9から40へと大きく伸ばし、コラボメニューやリストバンド割引などの準備を整えていた。それだけに、開催中止の知らせに落胆する店主たちも多かった。しかし、こんな時だからこそ前を向かねば、と作成したのが、気持ちを来年へとつなげるためのポスターだ。

『商店街の店主たちも楽しみにしていました。中止は残念だけど、今が、とても大切な時期。みんなが理解し、協力していかないと。ロックな魂で、この困難にだって打ち勝ちましょう。そしたら、また来年、笑顔で集まれるよ。』という商店街からのメッセージを載せたポスター。そのセンターで、バンドに扮し、はじける笑顔で演奏しているのは、八百屋さん、花屋さん、クレープ屋さんなど、常磐町、南新町、田町商店街に店を構える元気な女性たちだ。

「ファンも、アーティストも、そして商店街もみんなが楽しみにしていたイベントだけに中止のショックは大きいし、主催者もギリギリまで開催に向けて準備してくれていたのを知っているだけに、ただ中止というだけではなく、何か前向きなメッセージを発信できればと、あえて『中止』のポスターを制作しました。店主たちのこの楽しそうな笑顔を見て、笑っていただけたら。こんな時期だからこそ、前向きに、楽しい気分で行きましょう!」と、ポスター制作を企画した高松南部3街商店街プロジェクトの星野行人さんは呼びかける。

ポスターは、街なかの多くの店に貼ってあり、開催は中止になったものの、 “まちごとライブサーキット”の雰囲気が醸し出されているという。今春出会うはずだったたくさんの音楽と笑顔は、さらに大きな輪となって、次の春にあのアーケードの下に溢れ出ることだろう。

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