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未来の商人を育てる商店街で、高校生が「市」を開催!【高知県安芸市・安芸本町商店街振興組合】

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家族連れでにぎわった「きさらぎ市」の様子。

高校生に「商い」の面白さを伝える取組みを行っている高知県安芸市の安芸本町商店街で、2月2日(日)、地元の県立安芸高校の生徒自らの企画・運営による街路市「きさらぎ市」が開催された。商店街の一部が歩行者天国になり、高校生が誘致した19の店が、食べ物や小物を販売。会場では、保育園児のダンスや、高校生の書道、音楽パフォーマンスなども繰り広げられた。

この「きさらぎ市」は、安芸高校の「総合的な学習の時間」に、2年生の14人が安芸本町商店街の活性化のために、定期的な市の開催を考えついたことから企画・実施されることとなった。高校生たちは、出店リストやイベントのコンテンツなどについても自分たちで考え、実際に市内の店に足を運んで出店・出品を依頼した。また、同商店街振興組合の理事会にも出席し、市の開催について提案した。この高校生の“頑張り”に商店街は協力を快諾、高校生とタッグを組み、出店や会場設営の準備、PR活動など積極的に行った。高校生たちは、組合の青年部(本町Aki.&あきんど)の強力なバックアップのもと、安芸広域市町村圏事務組合(高知県東部地域9市町村により設立された特別地方公共団体)からの補助金を受けることもできた。

安芸は書道が盛ん。高校生が商店街を舞台に圧巻のパフォーマンスを見せた。

実はこの商店街は、安芸市が三菱財閥の創業者である岩崎弥太郎の生まれ故郷であるということを受け、平成20年より毎夏、県内外の高校生を集めて商売の腕を競い合うイベント「全国商い甲子園」を開催している。昨年は、10校18チーム約140人が参加、それぞれの地元の特色を生かした商品を開発・販売し、その商品の内容やPRや接客の仕方などを競い合った。安芸高校は昨年の「商い甲子園」に競技者として初参加した高校。加えて過去に、ボランティアとして運営側の手伝いをした経験のある生徒もいたことが、今回の「きさらぎ市」の開催へとつながった。

高校生考案の「ぼうは堤カレー」も販売。市内にある日本一高い防波堤がモチーフ。


当日は、市内外から高校生の家族、友人を含む多くの人々が集まり、大変なにぎわいに。本町Aki.&あきんど会長・並村努さんは、「高校生がイベントを行うと、若いお客さんがたくさん来てくださるので、商店街が若返ったような気持ちになります。今回地元の高校生が自分たちで市を企画・運営してくれたその精神は、商店街が10年以上続けてきた『商い甲子園』の成果でもあるのではないでしょうか。これからも高校生が商店街を身近に感じられるよう、彼らが主役となって活動できる場を提供していきたい」と語った。

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