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真っ赤なりんごで想いを届ける、“アップルバレンタイン”【青森県青森市中心商店街女性部】

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2 月のビッグイベントの一つ、バレンタインデー。日本では女性から男性にチョコを贈る日とされているが、海外では男性から女性に花束やメッセージカードを贈るなど、バレンタインの過ごし方は国によって様々。こうした中、JR 青森駅前の 7 つの商店街でつくる青森市中心商店街女性部では、買い物客にりんごをプレゼントする 「アップルバレンタイン」を開催している。

「バレンタインの真っ赤なハートから、真っ赤なリンゴを連想しました」と、女性部の伊香佳子さん。実施は 13、14 日の 2 日間で、女性部に加盟している約 50 店舗が対象。この取組みは、りんごの産地である浪岡町と青森市が合併した 2005 年から開始され、今年で 13 年目。対象店舗で合計 1500 個のりんごが、男女問わず商品をお買い上げの方にプレゼントされる(なくなり次第終了)。浪岡町のりんご農家が丹精込めて育てた完全完熟の真っ赤なりんごは、りんごを食べ慣れている街の人も感激する美味しさ。最近目立ち始めた外国人観光客にも大変喜ばれている。

同商店街が位置する青森市は、この時期深い雪に覆われ外を歩く人の姿はまばら。街に活気をもたらそうと始めたアップルバレンタインは、地元の人には当たり前の存在であるりんごに興味を抱いてもらえるか半信半疑だったが、いざ始めてみると、真っ白な雪景色の中にりんごの赤色が鮮やかに引き立ち、街の雰囲気が明るく変わった。さらに、甘い物が苦手な人や、健康に気を遣っている人にはチョコよりも喜ばれ、一石二鳥の効果も。「りんご 1 個で医者いらず。という言葉もあるくらい、りんごは体にいいんです。真っ赤なりんごに私たちの気持ち (ハート)を託し、街のみなさんの健康と商店街の発展をこれからも願って行こうと思います。」と、伊香さん。今年も心を込めてラッピングを施したりんごで、商店街を訪れるお客さんを温かく迎えている。

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