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駅前ロータリーを協働で整備。花とイルミネーションで地域を繋ぐおもてなし! 【千葉県佐倉市・JR佐倉南商店会】

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 年の瀬も押し迫り、各地でイルミネーションが街なかを彩る季節。今、JR佐倉駅南口ロータリーでは、地元の商店会や自治会、企業、高校など地域との協働で整備したおもてなし花壇の花々と、夜を彩るあたたかなイルミネーションの光が駅を利用する人たちの目を楽しませている。

 この取組みはJR佐倉南商店会の呼びかけに賛同した地元自治会や近隣の企業が中心となり、昨年からスタートしたもので、今年は佐倉駅を通学に利用している高校も参加するなど活動の輪は広がりをみせているという。


 きっかけは2年前。当時、駅前ロータリーの花壇は商店会を中心にしたボランティアが年2回花を植え替え、水やりや草むしりを行っていたが、店主の高齢化や担い手が減り、活動の継続が困難な状態に。一時は、いっそ花壇をコンクリートで埋め立ててしまおう、という意見まで出たが、駅はまちの顔であり、その駅前ロータリー付近に店舗が並ぶ商店会としては、その景観を守っていくべきと意見が一致し検討がスタート。行政や自治会も交え、景観整備やにぎわいづくり、他主体との連携の仕方の実例などを専門家から学ぶ勉強会を行った(全国商店街支援センター「よろず相談アドバイザー派遣事業」活用)。

 そこから昨年、JR佐倉駅南口を従業員が多く利用する工業団地の企業や、市内の高校との連携のアイデアが生まれ、市が繋ぎ役となり今年から実際に協力を得ることができるように。結果、新たに8区画の花壇が整備され、美しい花々は、駅を利用して通勤する従業員や来訪する取引先、通学する学生、地域住民の目を楽しませている。
 また、商店会は市内の障がい者就労支援施設と業務委託契約を結んだことで施設利用者が美化活動に参加するようになるなど、駅前ロータリーの花壇整備を通じ、地域には新たな交流が次々に生まれている。

 さらに、夜間の安全や環境整備を目的に3年前から始めた冬季のイルミネーションも改良を加え、今年11月の点灯式には、市内の佐倉南高校の吹奏楽部による演奏が披露されたり、野球部員が会場整備や案内に協力するなどで活躍、当日は駅利用者、近隣住民も交えてこれまでにない盛り上がりを見せていた。

 JR佐倉南商店会会長の村山とよ子さんは、
「商店会だけでなく地域一体となった活動がかたちになり、みんなでさらに新しいことにチャレンジしようという機運が高まっています。会議等では、JR佐倉駅南口を発着とする観光ルートの開発などのアイディアが出るようになりました。今後も駅を中心とした地域づくり、商店街づくりに励んでいきます」と意気込む。

 知恵と心をあわせて協働で整備した佐倉駅前ロータリーの花壇とイルミネーションは、商店街や地域の未来も明るく彩り始めている。

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