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商店街の鬼嫁が大活躍!松崎名物「三八市」開催中【鳥取県東伯郡湯梨浜町・松崎の商店街】

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家族連れやお年寄りたちでにぎわう三八市の様子(10月13日)

鳥取県湯梨浜町松崎の商店街で、10月の3と8のつく日に開かれる秋の名物朝市「三八市」が、今年も始まった。運営するのは商店街の女性たちを中心とする三八市実行委員会。男性顔負けの元気な活動ぶりから「鬼嫁」の愛称で呼ばれている。

この「三八市」は100年を超える歴史があり、戦前は、農具や日用品、野菜などの販売で多くの人でにぎわったが、90年代に入り、まちの衰退とともに活気を失うだけでなく、外部の業者が地産以外の野菜を安売りするなど、地元の商人たちとは縁の薄い市になってしまったという。それをもう一度、自分たちが手がけることでまちのにぎわいを取り戻そうと立ち上がったのが、商店街の女性“鬼嫁”たちだ。

2010年、商店街の女性たち4人で結成された「三八市実行委員会」。店舗1軒ずつに市への出店を依頼して巡り、徐々に賛同者を増やしながら三八市を活気ある祭りにしていった。
今では出店する店舗は20店を超え、動員数も増え、時期が近づくと、近所のお年寄りから「楽しみ」と声をかけられたり、市の当日は朝早くからお店の前に開店を待つ人だかりができるほどに。
地域住民も参加できる「ファッションショー」や「フリーマーケット」、老若男女が登場する「鬼嫁コンテスト」などユニークな企画も注目され、最近は東京のメディアからも取材が来るようになったという。

今年の三八市は、鬼嫁たちの活動10年の節目。連休にも重なった13日は14日と合わせた2日間の開催となった。
スペシャル企画ももりだくさん。13日は実行委員を中心にした「鬼嫁のちんどん屋」が初登場し、小さな子どもたち(最年少2歳)も加わったにぎやかな隊列は、沿道の見物客から大きな拍手や声援を浴びた。
また近隣の倉吉北高校調理クラブによる高校生レストランの初企画「鬼嫁弁当」も大好評。高校生が“鬼嫁”をイメージし、工夫をこらしたメニューが詰まった力作は用意された115食が瞬く間に完売したという。
さらに、14日には、町内の交流施設「ゆるりん館」で、県指定の無形民俗文化財の浪人踊りを皆で踊る「浪人踊り・総踊り」が行われ、お年寄りから、初参加の小学生や市に訪れた外国人までもが加わり、大変な盛り上がりを見せた。


鬼嫁の発起人でもあり三八市実行委員会の野口智恵子さんは、
「地元のひとに楽しんでもらいたいと始めた三八市ですが、新しい出店者が増えたり、世代や国を超えた交流が生まれたり、学校との連携が始まったり、人と人が繋がるきっかけになっています。『こんなことをやったら面白いんじゃない?』と新しい提案をする人も出てきてこれからも楽しみです」と笑顔を見せる。

三八市は今後、10月18日、23日、28日にも開催され、日替わりイベントも多数実施される予定だ。

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