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<情報発信>来て楽しい、食べておいしい、にぎわいと憩いの空間「deve★so(でべそ)」誕生!【北海道札幌市・札幌狸小路商店街振興組合】

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今年146年目を迎える北海道で最古の商店街の一つである札幌狸小路商店街振興組合が、4月11日、にぎわいと憩いの空間を創出する新しい取組み「にぎわい事業 deve★so (デベソ)」をスタートさせた。
この取組みは、現在進められている狸小路3丁目の大型商業施設建設の再開発事業にあわせ、工事が完成する2022年度まで街の賑わいを維持し、また近年増加傾向にある国内外からの観光客にも積極的に対応しようという目的で企画され、事業実施へと結びついた。

初日の11日には、狸小路3丁目の道路上に設置されたコンテナ車両2台に、鉄板焼きとフルーツを販売するお店がオープン。キッチンカー3台ではスイーツや軽食が販売され、道行く多くの人が物珍しそうに足をとめたり、若い人たちが注文に列をつくり、大いににぎわいを見せた。

「deve★so」とは、「Development of Sapporo Odori」の略。「Development」には開発・発展という意味があり、狸小路商店街振興組合のある札幌の大通地区が新たな試みを実施することにより、さらなる発展をしていくよう名付けられたという。
実は、この取組みは、指定取得が難しいことでも知られる「道路協力団体」※の指定を、同商店街が2018年に札幌市から受けた事により実現可能になったもの。本来は市が管理する道路を、車道から歩行者専用道路への切り替えや、アーケード管理、清掃等で、長年商店街が道路を守り続けたことが評価され、指定へと結びついた。「道路協力団体」指定は、北海道内市町村では初のもので、全国でも商店街としては初。

狸小路商店街振興組合理事長の島口義弘さんは、
「お陰様で初日から盛況であり、失っていた賑わいが戻ってきました。これから再開発工事が完了するまでの間、この施設とともに、狸小路は地元市民の皆様、国内観光客の皆様、訪日外国人旅行者の皆様に愛され、賑わいのある商店街を目指して頑張って参ります。」
と笑顔で意気込む。
今後、キッチンカーは、定期的に入れ替わり(期間限定出店も有)、季節に応じたメニューが展開される予定とのこと。どんなお店が出店するかは、ぜひ札幌を訪れ、deve★soに立ち寄ってチェックして欲しい。

狸小路商店街サイト
狸小路deveso(facebook)

※「道路協力団体」…道路協力団体制度は、清掃等の道路に関するボランティア活動に取り組む団体を支援し、道路管理者と民間団体との連携により、道路利用者のニーズへのきめ細やかな対応や、地域の実情に応じた道路の管理の充実を図ることを目的とした制度。道路協力団体の指定を受けると道路上での収益活動が可能となり、その活動で得た収益で、清掃や美化等の道路管理活動を充実することができる。

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