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<地域連携イベント>浜松の魅力が満載の食と暮らしのマーケット 特別企画「冬のほしの市 with TENRYU」開催 【静岡県浜松市・浜松サザンクロス商店街】

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浜松市で唯一のアーケード商店街として知られる、浜松サザンクロス商店街で、1月13日「冬のほしの市 with TENRYU」と題したイベントが開催された。

「ほしの市」は、浜松サザンクロス商店街で昨年4月より毎月第2日曜に実施されている、浜松の食と暮らしにまつわる店舗を集めたこだわりのマーケット。毎回、地元の飲食店やクリエイター等個性溢れる約50店が、焼き菓子やお茶、オリジナルのアクセサリーや洋服、ハンドメイド雑貨などの多彩な商品で、訪れる人たちを楽しませている。 
駅周辺エリアにありながら、近年は店主の高齢化や廃業が問題となっているサザンクロス商店街の活性化や、地域の魅力と価値の向上も目的としており、出店者は募集ではなく、浜松に縁があり、想いを共有できる人を“スカウト型”で募っているという。

このほど特別企画として開催された「冬のほしの市 with TENRYU」は、毎月開催のマーケットとは趣向を変え、市内の自然豊かな山間部の天竜地域から、そこで活躍する人とお店を招いた初のジョイント企画だ。

「浜松には、街なかだけでなく湖、海、山と自然に恵まれた魅力のある場所がたくさんあり、そこにはその地域を輝かせる魅力的な人がいます。このジョイント企画では、そんな近隣エリアで活躍する人たちを紹介し、その魅力を伝えるとともに、地域と地域、人と人が繋がるきっかけになればと思いました」
そう話すのは、ほしの市の運営を手掛ける浜松家守舎CONの島津順子さん。

実際、商店街の空き店舗を会場に、天竜地域でカフェ経営や林業等で活動している3名を招き、山とまちの繋がりをテーマにしたトークイベントは、立ち見の出るほど大盛況に。こたつの置かれた会場はまるでリビングにいるような雰囲気で、来場者とも気取らない意見交換が繰り広げられるなど、会場全体での座談会のように盛りあがったという。

またマーケットでも、通常の出店者に加え、天竜地域からも5店舗がスペシャル参加。珍しい鹿革製品のお店、人気の焼き菓子店、出来立ての五平餅の販売、オリジナルのお茶などに多くの人が足を止め、天竜の魅力との出会いを楽しんだ。

自身もほしの市の出店者(まるい園茶舗)であり、サザンクロス商店街(砂山銀座サザンクロス商店会)会長鈴木勝彦さんも、
「サザンクロス商店街では、20年前から続く月2回の朝市と、このほしの市で、毎月計3回のイベントが開催されています。なにか新しいこと、面白いことをやっている商店街として認知も少しずつ高まっており、訪れる人、関わってくれる人も徐々に増えています。これらの活動がいずれは商店街での創業に繋がれば嬉しい」
と語る。

この特別企画は来月も開催され、次回(2月10日)は、浜松市に隣接する遠州の小京都と呼ばれ、名所・名産も多い森町とのコラボレーション「冬のほしの市 with MORI」が決定しており、今後も浜松エリアの魅力を発信し続けていくという。

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