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「Lucky Marche(ラッキーマルシェ)~幸運を呼ぶマルシェ」初開催! 商店街から元気とにぎわいを地域に【神奈川県厚木市・厚木一番街商店街振興組合】

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厚木一番街商店街が初開催したラッキーマルシェ。午前中から多くの人でにぎわった。

 神奈川県厚木市の小田急線本厚木駅北口にある厚木一番街商店街で、5月1日、記念すべき1回目の「Lucky Marche~幸運を呼ぶマルシェ」が開催され、多くの買い物客でにぎわった。


 このマルシェを企画したのは、イベントプランナーでアート制作も手掛ける野﨑明菜さん、同商店街で女性のお顔剃り専門店を営む加藤珠世さん、同じく生花店を営む佐野真紀さんら女性3人。
 近年、高齢化や長引くコロナの影響を受けた商店街に以前の活気を取り戻そうと、今年2月に実行委員会を立ち上げ、組合理事らとともに準備を進めてきた。
 厚木一番街商店街(厚木一番街商店街振興組合)は県央地区で唯一の歩行者天国があることでも知られ、2019年には誕生50周年を迎えた歴史ある商店街。近年はチェーン店や飲食店が増加し、テレビ取材が訪れるような個性的なお店も多いが、買い物ができる個店は減少傾向にあるという。

「もともと厚木はお祭りが盛んで、商店街は昼も夜もにぎわっていました。しかし最近はコロナ禍でお祭りが減り、買い物ができるお店が少なくなったため人通りも減ってきて…。そこでみんなが笑顔になりLuckyもHappyも舞い込んでくるようなマルシェを商店街で開催しようと意見がまとまりました」と野﨑さん。

 
 開催当日は、商店街の通りの一部を会場にして、焼き菓子やパン、自然食品やワイン、はちみつ、雑貨などを販売する15店が市内外から参加。さらに、新緑の5月ということで緑をテーマに、地元の生産農家の新鮮野菜など5事業者の委託販売も行った。
 その他、白玉ねぎの詰め放題や、蜂蜜を手回しでハチの巣から分離する体験イベントの実施、厚木出身のシンガーソングライター上野友輝さんの弾き語りライブがマルシェに花を添え、会場には子どもから年配の方まで、幅広い年齢層の人々が訪れ、思い思いに楽しんでいた。

子どもたちに人気のどうぶつパン、非加熱のはちみつや自然食品、手づくり雑貨等、15のブースが並んだ。当日は予想を超える人出となり、ボランティアスタッフも大活躍した。

 マルシェは今回を皮切りに12月まで計4回の開催を予定している。継続して楽しんでもらおうと当日用意したスタンプカード500枚は早々に配布が終了したという。 開催前にSNSアカウントを新設して出店者や組合加盟店の情報を配信したり、市の広報も積極的に活用したことも功を奏したようだ。当日はメディア取材も入ったり、早々に完売するお店も多かったという。
 次回のラッキーマルシェの開催は7月を予定している。
 

 野﨑さんは、「今回、予想以上に多くの方にご来場いただき驚きました。商店街周辺には新しいマンションが増えているので、新しい住民の方々も呼び込んで世代を問わず、これからもラッキーマルシェで商店街をあたたかい交流の場にしていきたいですね。」

と意欲をみせる。

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