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ECOイベント>スポーツ感覚で街をキレイに!—これが新しいゴミ拾いのカタチだ【福岡県飯塚市・飯塚市商店街連合会】

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11月18日(日)福岡県飯塚市の中心市街地にて、スポーツ感覚のゴミ拾いで街をキレイにするイベント「飯まちクリーンバトル2018」が行われた。主催は飯塚市商店街連合会で、今回が2回目の開催だ。

このクリーンバトルは、いわば、ゴミ拾いのチーム戦。ゴミ拾いという社会奉仕活動に、スポーツの要素を加えて“競技”へと変換させている。
子どもから大人までが3~4人のチームとなり、制限時間(70分間)内で中心市街地の500平方メートルのエリアでゴミを拾う。拾ったゴミは、可燃ゴミ100グラム当たり10ポイント、不燃ゴミ100グラム当たり5ポイント、タバコの吸殻100グラム当たり100ポイントとして加算され、その獲得ポイントで順位を競うという仕組みだ。
ゲームとして楽しみながらも、ゴミを拾うことで自分たちの住む街の現状を知り、環境に対する意識を高めてもらうこと、そして、世代を越えた地域住民同士の交流を深めてもらうことを目的に、企画・実施された。

当日は、家族連れや、学校のサークルなど、11組合計42人(大人22人・子ども20人)が参加。70分間で集められたゴミの量は、可燃ゴミ36.05kg、不燃ゴミ49.95kg、タバコの吸殻1.53kgで、なんと、総重量は87.53kgにも及んだ。

優勝は、18.65kgものゴミを集めた大学生4人で構成されたチーム「東町西」。準優勝は、お父さんと子どもたち3人のチーム「本町の愉快な仲間たち」で、15.06kg。第3位は、昨年の優勝チームで、福岡県飯塚市を中心に活動している和太鼓グループ「鼓楽塾」の先鋭メンバー(大人2人と子ども2人)の12.05kg。それぞれに地元商店の選りすぐりの品など、素敵な景品が贈られた。

参加者からは、「(このイベントに参加したら)ゴミが宝物のように見えてきて、見つけたらすぐ拾わなくちゃいけない、と思うようにもなりました。ポイ捨に対する意識改革にもなりました」という声が。

実行委員の三好宏輔さんは、「(競争なので)たくさんゴミを見つけて嬉しいとか、住む町にこんなにゴミが落ちているのは悲しいとか、参加された皆さんは色々と感じられたのではないかと思います。そうやってこのイベントを、地域のことをじっくり考えるきっかけにしていただけたら。今は小さなイベントですが、ゆくゆくは、企業チームとかサークルや部活動のチームがたくさん参加するようになって、社会に浸透していく大きなイベントに育っていってくれたら」と語る。

来年は春・秋と年2回の開催を予定しているとのこと。来年も、集まれ!!GOMIハンター!!

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