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「ウォームシェア」家の暖房を消して、商店街で暖かく過ごそう。【青森県・あおもりエコ商店街】

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青森県は、この12月から青森市、八戸市、弘前市、十和田市、つがる市の県内5か所の中心部の商店街と一緒に、商店街にある暖かく過ごせる「ウォームシェアスポット」を利用してスタンプを集める「あおもりエコ商店街ウォームシェアスポットラリー」を実施している。
エネルギー消費の多い冬の季節に、家庭での暖房などのエネルギー使用量を減らし、商店街の店舗や公共施設など暖房のある施設に集まって暖かさを分かち合う(シェアする)ことで、家庭での節電や省エネに結び付けるとともに、地域のにぎわいの創出も目的としている。

参加しているのは、青森市中心商店街(ウォームシェアスポット18か所)、八戸中心商店街(同21か所)、弘前下土手町商店街(同9か所)、十和田市中心商店街(同23か所)、つがる市のきづくり商店街(同18か所)で、いずれも県から「あおもりエコ商店街」※に認定された商店街。
この「ウォームシェスタンプラリー」は、各商店街の「ウォームシェアスポット」を利用し、それぞれ3か所分のスタンプを集めて応募すると抽選で参加店共通のお買物券がプレゼントされるというもので、利用者は参加することで、これまで知らなかったお店の発見や店主との交流を深める機会にもつながるという。

青森県では、平成24年度から、県民総参加のもと、青森県の二酸化炭素やごみの排出量を減らしていこうというエコアクション(エコ活動)を行う「あおもりエコの環(わ)スマイルプロジェクト」をスタート。県民、事業者、学校・団体それぞれが省エネやごみ減量、リサイクル推進等により、相互に連携・協力しながら地域全体のエコにつなげる取組みが進められている。
この夏には、涼しさを分かち合う「あおもりエコ商店街クールシェアスポットラリー」(青森市中心商店街、弘前下土手町商店街、きづくり商店街が参加)を実施し、好評を得ている。今回の「あおもりエコ商店街ウォームシェアスポットラリー」はそれに続く、冬に開催される初の取組みだ。
 
県環境政策課低炭素推進グループ総括主幹の木村幸雄さんは、
「中心街には、さまざまな業種の店舗があります。街なかの魅力を再発見したり、参加店との出会いを楽しみながら、環境にやさしい行動を考えるきっかけにしていただき、家庭の節電やエネルギー使用量の削減につなげてもらえれば。」と話す。


※「あおもりエコ商店街」:エコな取組みを進める商店街として県が認定する制度。今年度から設定され、現時点で県内の11商店街が認定を受けている。

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