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<コミュニティ形成>新生商店街「こはタウン」異業種交流会開催!!【京都府宇治市・こはタウン】

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京都府宇治市の京阪宇治線・京阪木幡駅近くにある商店街「こはタウン」が企画した異業種交流会が2月22日に開催され、木幡地区を盛り上げたいと思う商業者、地域住民が集まり、情報交換を行った。

「こはタウン」は、平成30年6月に「賑わいのある街づくり、みんなが笑顔になれる心豊かな地域、未来へと持続可能な社会」の実現に寄与することを目指し、16法人と8個人によって立ち上げられた新しい形の商店街だ。地元商店と住民が一体となってまちづくりを推進しているのが特徴で、設立から10か月の間に、夏祭り、ハロウィンイベント、SDGs(※注)や認知症の勉強会など、地域のコミュニティ形成の一助となるべくイベントを次々と企画し実施してきた。その過程で徐々に賛同者を増やし、現在では、25法人会員、6賛助企業、15個人会員で構成されている。

年明けにはロゴマークをつくるため、地元の市立木幡中学校に協力を仰ぎ、コンテスト形式で中学生たちから48のデザイン案を集めた。2月16日の最終選考会で、利用可能性、デザイン性、理念との整合性などの観点から厳正に審査を行い、ロゴマークを決定。今後は、法被、タペストリといった制作物に落とし込んでいく。

22日の午後6時半から始まった異業種交流会には、「木幡を盛り上げたい」「こはタウンのメンバーとコラボしたい」「いろいろな人とつながりたい」「こはタウンの活動をサポートしたい」「自分のビジネスを加速させたい」などの考えを持つ40人ほどの商店主、事業所の職員及び地域住民が参加。初めての交流会であったが、ゲームなどで予想以上に盛り上がり、和気あいあいとした雰囲気でお店のPRや自己紹介が行われた。

「お客さんが増えることで商店街が元気になるということ、地域の皆さんが過ごしやすいまちをつくることの両方を実現させていきたいと思っています。これからもこの考えに賛同していただける会員さんにぜひ入会して頂きたいですし、またこの考えをベースにみんなで意見を出し合いながら一緒につくりあげていく。これが、こはタウン流だと考えています」と、会長の西伸介さん。新しい商店街のこれからに、注目だ!


※注 「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、国連で提唱された開発目標。発展途上国のみならず先進国自身が取り組む普遍的なものであり、2030年までに達成すべき17の目標(貧困、教育、エネルギー、海洋資源など)を掲げている。

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