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<イベント>花より団子?!「モトスミ桜ウォークフェスタ」開催【神奈川県川崎市 モトスミ・オズ通り商店街振興組合】

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3月30日(土)、神奈川県川崎市のモトスミ・オズ通り商店街振興組合による「モトスミ桜ウォークフェスタ」が開催された。花曇りで肌寒い一日となったものの、子どもから高齢者まで多くの人出となり、商店街が提供する美味しいものに舌鼓をうちつつ、商店街周辺で咲き誇る桜並木を堪能した。

モトスミ・オズ通り商店街の近くを流れる渋川沿いの約2km には、昭和26年に地元有志によって植樹されたソメイヨシノが現在でも約250本残り、関東でも有数の桜の名所となっている。平成6年には「かながわ花の名所100選」にも選定され、桜の季節には毎年たくさんの人々が訪れている。
そこで、モトスミ・オズ通り商店街は、「折角だから、桜を見にいらっしゃるお客様をおもてなししよう」と、昨年から「モトスミ桜ウォークフェスタ」を開催することにした。

イベントの目玉は、昨年も好評を博した「勝手丼」だ。参加者は、まずは商店街の米店が炊いた白飯の丼ぶりを購入。そして、商店街の参加店舗を巡って、焼き鳥やチャーシュー、牛すじやカレーなどをお手頃価格で購入し、自分だけのオリジナル丼ぶり「勝手丼」をつくるというもの。今年はその進化系「勝手サンド」も登場し、お米の代わりにパンを購入し、それに好みの総菜を挟んで食べるという人も多かった。ホイップクリームやフルーツ、チョコレートなどのスイーツ系食材も登場し、桜を見ながら食べる楽しみもバリエーションが増えた。当日は、ワークショップも開催。商店街のキャラクター「おずっちょ」の消しゴムハンコをつくったり、似顔絵を描いたり、家族連れでにぎわった。

最後は皆でゴミ拾いをして終了となった。「多くの人がいらしてくださって、おかずが売り切れて、急遽違うものをつくって出してくれたお店もありました。お金をかけずに、手づくり感あふれる温かいイベントになったと思います。ちょっとした工夫で、“いつも楽しい商店街”という雰囲気を演出して、お客様に喜んでいただければ」と、理事長の中野勝久さん。佳き春の一日となったようだ。

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