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新たな商店会誕生!「力を合わせて魅力あるまちに」 【京都府京都市・東寺道親交会】

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3月21日に開催された 「東寺道ぷちぷちMARCHE」 の様子

 今年2月、京都市南区に新しい商店会が発足した。本格的な活動を開始し、地域からの期待が高まっている。

 
 新たな商店会「東寺道親交会」が誕生したのは、京都駅八条口から徒歩5分の東寺道の竹田街道から油小路周辺のエリア。ここは昭和初期から商店が連なるように出店し、かつては月に何度も屋台が立ち並ぶ市が開催されるほどにぎわいを見せていた。昭和57年には「東寺道商栄会」が結成され、平成に入ってからは道路のカラー舗装や街路灯設置にも取り組んだが、近年は、大型商業施設や大規模ホテルの相次ぐ出店、店主の高齢化により、商店街は閉じたシャッターが目立つようになり、東寺道商栄会も15年程前から休眠状態に。

 廃業や住宅に転用される店舗が増えていくなかで、立ち上がったのが3年前にスペイン料理店「アブラモス」を出店した西山相在さん。もともとこの街には父親の実家があり、自らのルーツと言える場所だ。お店を始めた当初、西山さんは、

「変化した街を目の当たりにして、このままだと住む人も減り、人と人とのつながりが薄くなってしまうのでは、という危機感を持ちました。そこでかつての商栄会を復活させたいという思いで周りの店主たちに声がけを始めました」と、当時の様子を語る。

 すると、「自分も地域を盛り上げたいと思っていた」「みんなで活動できたら」という賛同者が徐々に増えていき、やがて活発に意見交換が行われるように。ならば「いっそ新しい商店会をつくろう」という機運が高まり、今年2月に16店舗が参加して新たに「東寺道親交会」を立ち上げることが決まった。

   地域から多くの人が訪れ、子どもたちもイベントを楽しんだ。

「コロナ禍もありましたが、新しい会をつくろうと決めてから、スピード感が出ました。新しい店主たちにかつての商栄会からの参加者も含めて、“何か楽しそうと思える場所にしよう”とアイデアがたくさん生まれるようになりました。」

 さっそく3月21日には、活動第一弾として、「東寺道ぷちぷちMARCHE(マルシェ)」を開催。「暮らしている人や遊びに来てくれるひとたちと言葉を交わす温かな街を取り戻したい」という趣旨のもと、中心部にあるビルの屋上と1階スペースを活用して、飲食ブースや野菜の販売などの他、地元事業者の協力も得て子どもたちを対象にしたプランターを使った野菜の収穫イベントや、「未来の商店街を描いてもらうお絵描きイベントを実施。当日は家族連れを中心に多くの地元の人でにぎわったという。

「予想以上に多くの方にご来場いただきました。地元の小学生から大学生までたくさんの若い人がボランティアで大活躍してくれて。これからも地域とつながり、協力しあいながらまちの魅力を高めていきたいですね。」

 と、西山さんは、力強く話す。

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