HOME > 商店街ニュース >

商店街ニュース

店主がプロのモデルに?!商店街のおじさん達をカッコよくしてみたポスター展、絶賛開催中【兵庫県神戸市・神戸三宮センター街、神戸元町商店街】

  • イベント

    地域振興

    各種連携

    情報発信

モデルは、神戸タータン協議会の副会長としても活躍している三宮センター街副理事長の植村さん。首元にはタータンチェックのボータイが

「ワイルドに仕上げるランシュー 体づくりは、男づくり 主役、オレ。」

 モデル:ヤノ運動用品株式会社代表取締役・矢野克幸さん
 店名:RUN JOURNEY YANO SPORTS/ランジャーニーヤノスポーツ

「ブラックで醸し出す、ワンランク上の自分。 豆もルーも薫るエレガント。 意外に味わい深い、エエ男。」

 モデル: 株式会社ミカド専務取締役・小川嘉之さん

 店名:カフェ英國屋

「家具も男もアンティーク。 自分色に染める、オーダーメイド ギャップで見せるインテリ屋さん」

 モデル:永田良介商店6代目店主/代表取締役・永田泰資さん

 店名:永田良介商店(オーダーメイド家具店)


 兵庫県神戸市の三宮・元町の商店街で「神戸三宮・元町の商店街のおじさん達をカッコよくしてみたポスター展 ~ OSSANS(オッサンズ) ~」が、3月26日より開催されている。ポスターは全9枚。まるでメンズファッション誌の表紙のようなデザインで、商店街の店主たちが、自前の私服をスマートに着こなし、ファッションモデルのようにポーズを決めている。そこに、お店の宣伝がユニークなキャッチコピーで添えられているというものだ。

 1868年の神戸港開港以来、西洋文化の影響を色濃く受けながら国際都市として発展してきた神戸は、“おしゃれ”が伝統の一部になっているような街。そんな街で、2015年、阪神・淡路大震災から20年をきっかけに、シピックプライド・メッセージ「BE KOBE」が掲げられ、“神戸の魅力は人である”―つまりは、“おしゃれと言われる神戸の街の文化をつくっているのは自分自身だ”―という考えが人々の心に刻まれるようになった。

 一方、神戸の中心地である三宮駅周辺では近年大規模な再開発が進められ、今、街の外観が大きく変わろうとしている。さらには、長引くコロナ禍で物品購入や飲食についての消費者の意識が変わり、街の雰囲気にも大きく影響するように。

 こうした変化に対し、商店街の店主たちは、 “神戸人”らしく“おしゃれ”を通じてその心意気を示そうと立ち上がったのだ。地元クリエーター(合同会社quod)とともに戦略を練り、出来上がったのが、自分たちの中にある“カッコいい”を体現することで、神戸らしく街を盛り立てていこうという今回の企画、「OSSANS」である。

 「OSSANS」のポスター展は、3月26日及び27日に開催された国内最大級の規模を誇るファッションショー「神戸コレクション」に合わせてスタートした。今秋20周年を迎える神戸コレクションは、“震災後の神戸の街を元気にしたい”との想いから生まれた、神戸の人々にとって特別なイベントだ。このイベントへの協力を、神戸コレクションの企画者から例年依頼されていた商店街は、今年は逆に自分たちから仕掛けていくスタンスで臨んだという。ポスターの中で店主たちは、今年の神戸コレクションのテーマ「Bloom The City(咲かせよう、神戸の街を)」に合わせて、手には花を持ち、モデルさながらのとびっきりのポージングを披露している。

 神戸三宮センター街の企画担当副理事長の植村一仁さんによると、ポスター展が始まって以来、多くの人から「面白い!」と声を掛けられているという。「商店街の店主たちの遊び心でやってみました。有名人ではないですが、それでも私たちの普段とは違う一面をご覧いただくことで、ひとりでも多くの方に楽しんでいただければ。私たちの商売の形や商店街のあり方は、時代の流れや社会の状況によって変化することもありますが、どんな状況下でも、より多くの方に楽しんでいただける場をつくることができればと思っています」

 「OSSANS」のポスターは、神戸発祥のジュンク堂書店の店内にて掲載され、さらには、文庫本を購入すると、オッサンポスターの特製ブックカバーが入手できる。(約2000枚配布予定)。ポスターはオフィシャルサイトでも閲覧可能。

 ※オフィシャルサイトはこちら⇒https://9cytu.hp.peraichi.com/

関連リンク

関連した取組み  コロナ禍でも、お店とお客さんの距離がグッと縮まる「ポスター展」【埼玉県飯能市・飯能市商店街連盟】

商店街ニュース一覧はこちら
最上部へ