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オリンピックだ!北京だ!じゃあ、中華のイベントだ!【北海道小樽市・小樽堺町通り商店街振興組合】

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中華料理店がなくても、こんなイベントができるんです!アイデアで勝負!

 雪と氷のスポーツの祭典「北京オリンピック」が2月4日に開幕した。91の国と地域から約3000人の選手が参加し、7競技109種目でメダルを争う熱い戦いが繰り広げられている。この北京オリンピックをテーマに自分たちの街も熱く盛り上がろうと、小樽堺町通り商店街では、現在、食のイベント「小樽堺町に来チャイナ!中華オタルンピック」が開催中だ。

 実は同商店街には中華料理店が1店舗もない。しかし、折角オリンピックが北京で開催されるなら、それにあやからない手はないと、青年部がこのイベントを企画・提案。「ちょっとばかげているけれど面白い」と賛同したカフェやすし店、唐揚げ専門店など7店舗が、中華“風”の料理を特別メニューとして開発し提供することとなった。「小樽堺町で『中華っぽい料理』を食べて、北京オリンピックを応援しよう」と気勢をあげている。

 参加店と特別メニューは、俺のジンギスカン「海鮮塩ラーメン」(500円~)、小樽ポセイ丼「海鮮チリソース丼」(1,500円)、おたる蝦夷屋「海鮮辛みそ鍋」(1,320円)、オタルcafe WOO「甘酢チキンバーガー」(500円)、タケダのザンギ「ホットチリザンギ」(500円)、大正硝子くぼ家「モッチもちパンダぜんざい」(800円)、小樽たけの寿司「鬼嫁麻婆」(800円)。どれも本格中華に引けを取らない出来栄えだ。

 同商店街は、コロナ禍の前までは年に2度、夏と冬のみにイベントを行っていた。しかし、コロナの影響で観光客が7割近くも激減したことで、より身近な地域からの来街者獲得を狙い、昨年は主に地元住民をターゲットに実に12回もイベントを開催。今年もユニークなアイデアを駆使して商店街の魅力をアピールする予定だ。

 これらイベントを繰り出す青年部の若手たち。その活躍の原点は、2020年3月から7月にかけて制作し発信し続けた10枚のポスターである。コロナ禍の商店街の苦境をユーモラスに伝えることで街に元気を届けよう、とつくったこれらの“自虐ポスター”がSNSで大きな話題となり、それが彼らのやる気を後押しし、絆を深める結果となった。小樽堺町通り商店街振興組合事業推進マネージャーの坂口武さんは、「ポスターの制作で、皆の距離がぐっと縮まりました。頻繁に会って話すようになり、そこから数々のアイデアが飛び出し、それを次々と実現させています」と話す。

 「中華オタルンピック」も発案から実行までたった2週間というスピードだったという。同イベントは、今月13日まで開催の予定。11日~13日は、毎年恒例の雪あかりのイベントもあり、相乗効果が見込まれている。「 “逆境”を“ワクワク”に変えてきました。今も“逆境”の最中ではありますが、それでも皆で力を合わせて、前を向いて“ワクワク”することを続けていきます!」と、坂口さん。商店街は、心弾むエネルギーを発し続けている。

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