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新型コロナウイルス感染症や物価上昇などの影響で、現在、商店街をとりまく環境は、かつてないほど厳しいものとなっています。しかしそんな中でも、自分たちのできることに真摯に取り組み、前進し続ける商店街があります。本フォーラムでは、そうした商店街の実践者とともに、その取組みの内容と情報発信のあり方について掘り下げていきます。
商店街は今、そしてこれから、どんなことができるのか―そのヒントを提供します!
令和4年12月1日(木) 14:00~15:30(オンライン)
[配信方法]ストリーミング・ライブ配信
(株)全国商店街支援センター
経済産業省中小企業庁、独立行政法人中小企業基盤整備機構、全国商工会連合会、
日本商工会議所、全国中小企業団体中央会、全国商店街振興組合連合会
(株)全国商店街支援センター 商店街フォーラム事務局
〒104-0043 東京都中央区湊1-6-11 ACN八丁堀ビル4階
forum@syoutengai-shien.com
14:00~ | 【開 会】 【主催者挨拶】 桑島 俊彦(株式会社 全国商店街支援センター 代表取締役社長) |
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14:03~ | 【オープニング講演】“一歩踏み出す勇気が大きな成果につながる” 矢吹 ちおり氏(エルベプランナーズ 代表) |
14:20~ | 【事例紹介~座談会】 テーマ: できることから始めよう! ~環境変化にも自前のアイデアで。商店街の情報発信~ コーディネーター 矢吹 ちおり氏(前掲) ①坂口 武氏(小樽堺町通り商店街振興組合 事業推進マネージャー) |
15:30 | 配信終了 |
エルベプランナーズ 代表、㈱全国商店街支援センター 支援パートナー
販促コンサルタント
全日本空輸株式会社にて国際線客室乗務員を約5年経験後、㈱ラフィネット総合企画チーフアドバイザーを経て、2010年、女性目線での商業支援・地域活性化支援を行うエルベプランナーズを起業。「女性目線の売れる、魅力ある売場づくり」をテーマに、販売スタッフが楽しんで取り組める店づくりのコンサルティング活動を展開中。ディスプレイや売り場レイアウト等の店舗販促、メニューやパッケージ開発等のフード販促、接客マナーや顧客心理等の接遇教育を専門的に支援するなか、動画活用による情報発信も積極的にアドバイスしている。また、商工団体登録派遣専門家として、全国の商店街を支援している。
坂口 武氏(小樽堺町通り商店街振興組合 事業推進マネージャー)
主な取組み内容:
自虐ポスター10作 2020年3月~7月
全力中年カレンダー 2021年
中華オタルンピック 2022年2月4日~13日
“苦境をユーモアに変えて!街の人たちに元気と笑顔を発信”
小樽観光のメインストリートに位置する同商店街では、コロナの影響で観光客がゼロに近い状態が続いていた。そこで、この苦境をユーモラスに伝えようと、2020年に青年部若手で「自虐ポスター」を制作しSNSで発信したところ、瞬く間に広まった。どんな時でも前向きな商店街をアピールしていこうと、2021年には「全力中年カレンダー」の作成や年12回ものイベントを開催。今年2月には、中華料理店が1店舗もない同商店街で「中華オタルンピック」を催し、近隣住民に明るい話題と元気を届けている。
商店街ニュースサイト
https://www.syoutengai-shien.com/syoutengai/nws-10373/
https://www.syoutengai-shien.com/syoutengai/nws-7680/
https://www.syoutengai-shien.com/syoutengai/nws-5701/
宮下 佳隆氏(南石堂町商店街振興組合 事務局長兼まちづくり担当)
主な取組み内容:
「謎解きで周遊 お客様キャンペーン」2022年5月3日~6月29日
“安心してまち歩きを!謎解きで街をうんと楽しんでもらう”
善光寺の表参道の駅側玄関口に位置する同商店街では、7年ぶりの御開帳を迎え、今年5月に「謎解きで周遊 お客様キャンペーン」を行った。IT技術を使い、QRコードを辿って謎を次々とクリアし、非接触で安心してお店を巡っていくことができる。若い世代にも商店街に興味をもってもらえれば、とゲームのシステムづくりは大学ゼミの協力を得て、謎解きは高校のクイズ研究会の助けを借りて作成した。お客様に楽しんでもらいながら商店街を知ってもらい、商店街が少しでもコロナ禍の痛手から回復することができれば、という思いで、近隣商店街のイベントも周知し合って、街全体を盛り上げている。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
商店街ニュースサイト
金城 忍氏(那覇マチグヮー住民)、津覇綾子氏(陶器店「津覇商店」)、
与儀静香氏(メキシコ雑貨店「tope」)、畑井モト子氏(フリーデザイナー)
主な取組み内容:
ECサイト「マチグヮーストア」の立ち上げから運営 2020年6月20日~ 30店舗 100点ほどの掲載実績
“オンラインショップだけどアナログ!手作業で温かさもお届け”
那覇市の第一牧志公設市場一帯の平和通り、市場本通り、市場中央通りでは、コロナの影響で閉店が続き、観光客メインだったことを痛感。しかし、昔から地域の暮らしを支えてきた専門店も揃っており、「そうしたお店をこれ以上潰したくない!」という思いで、2020年6月、有志4人でオンラインショップ「マチグヮー(商店街)ストア」を始めた。SNSも駆使した情報発信を行う一方、自身で地元ならではの商品を選び、“歩いて”集荷し、梱包から発送まで手作業。「商店街のお店を知ってほしい」という思いで駆け出したため、資金調達の間もなくボランティアで運営。自分たちで動きながら、商店街の魅力を全国に向けて発信している。
商店街ニュースサイト
https://www.syoutengai-shien.com/syoutengai/nws-6295/
活性化事例