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活性化事例

商店街発!オリジナル商品③ “地域住民とともに醸す、まちなかワイン ”

商店街名 ドメーヌ水戸・泉町二丁目商店街振興組合/茨城県水戸市

商店街と地域の人々をつなぐ場。ともににつくりともに楽しむ、商店街ワイナリーの初しぼりワインが誕生。

茨城県産ブドウを使い、地域の人とともにワインを仕込む

商店街のワイナリーが地域との交流をめざす
まちなかワイン(赤・ロゼ)
フルーティで軽やか。市内の百貨店や酒販店のほか、飲食店4店舗でも提供。2,700円(750㎖・在庫僅少)

「このワインは商店街に人を集め、交流するために作りました」。

そう語るのはドメーヌ水戸の社長・宮本紘太郎さん。水戸市の中心市街地にある泉町会館でワインを作っている。

「この場所でともに作り、ともに楽しむことが重要です」

商店街の有志を集めてドメーヌ水戸を立ち上げたのが’15年。翌年8月には水戸税務署の免許を得て仕込みを開始し、11月のリリースパーティには約100名が集まった。1口1万円で支援できる「ひとくちオーナー制度」の導入や、「水戸まちなかフェス」などへの参加で、地域の人々を楽しませている。

〝まちなかにワイナリーを作りたい〞とは聞いていたものの、こんなに早く形になるとは」と理事長・高野健治さんは驚きを隠せない。

「若手の自主的な活動を応援してきたことが実を結んだ」と話すのは、副理事長の秋山道さん。これまでも商店街の枠組みにとらわれずに地域でやる気のある人材を募り、ファーマーズマーケットやバルイベントなどを企画してきた。まちなかワインはその土台をいかしながら新しく昇華させた形だ。

’17年シーズンは、飲食店での展開を増やす予定。産地と商店街と消費者を結び、個店と商店街、そして街全体のさらなる飛躍をめざしている。

左)ドメーヌ水戸 社長 宮本紘太郎さん。中)泉町二丁目商店街振興組合 理事長 高野健治さん。右)泉町二丁目商店街振興組合 副理事長 秋山 道 さん

★この記事は、商店街活性化の情報誌「EGAO」の2017 Spring(春号)に掲載されています。
「EGAO」をご覧になりたい方はこちらへ。

商店街活性化の情報誌「EGAO」

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