HOME > 活性化事例 > 承継する若手の改善をサポート!

活性化事例

承継する若手の改善をサポート!

繁盛店づくり

個店活性

その他

事業名 繁盛店づくり支援事業
商店街名 羽ノ浦商店街連盟・古庄商工連盟(徳島県阿南市)

平成30年度実施の「繁盛店づくり支援事業(事業承継・創業後サポートコース)」の事例を紹介。自店の強み・個性を受け継ぎながら、時代の変化に合った新たな魅力づくりに挑戦する。

左)和フレンチ懐石料理かねもり 森口洋史さん(息子)×森口幸子さん(母)
右)洋菓子店バームマエハシ 前橋尚美さん(長男の妻)×前橋巌さん(父)

想い、自店らしさを 承継し、進化に邁進

事業承継の成功のカギは、今ある店の強みを生かしたうえで、時代の変化に合わせ店づくりを進化させることにある。それを支えるのが繁盛店づくり支援事業 事業承継・創業後サポートコースだ。

「バームマエハシ」と「かねもり」は、ともに創業 70 ~ 80 年の歴史を誇り、ここ数年で親世代から次世代へと代替わりした老舗。’18 年 9 月に同事業の1日体験コースを受講し、改善への意欲が加速、今回、本コースへと進んだ。

研修では、まず自店の強み・ 個性を再確認。今後も大事にするべき商品や持ち味を踏まえたうえで、将来めざしたい方向性や新たな顧客づくりのための改善策を講師が的確にアドバイス。店舗の魅力を倍増させる契機となった。

「バームマエハシ」の改善
いつ来ても新鮮な印象を与えるための陳列法をアドバイス
研修で習った筆文字POPを実践する尚美さん

「バームマエハシ」の3代目の妻・前橋尚美さんの目標は、先代自慢の自家製「バームクーヘン」を受け継ぎつつ、 自分と同世代のお客様にも気軽に来店してもらえるような店にすること。そこでバームクーヘンの焼き棒や食品サンプルを店外に飾って専門店感を演出。店内は、尚美さんが得意とする華やかなラッピング&POPで季節やイベント向け商品が目立つように、陳列を思い切って一新した。
研修を終え、「以前からのお客様はもちろん、若い方にも喜ばれそうな明るい雰囲気の売り 場がつくれました」と笑顔。そんな尚美さんに先代の巌さんは信頼感を増し、任せる仕事の幅も広げ続けている。

「和フレンチ懐石料理かねもり」の改善
「変化することは大賛成」という幸子さんの着物を額装して飾る。和モダンな雰囲気に
新メニュー「クラムチャウダー」

一方、「かねもり」の3代目・森口洋史さんは、フランス料理を専門に学び、外国での修行経験もある料理人。「先代の頃から人気のそばや天ぷらは提供しつつ、フレンチも取り 入れて女性客を増やしたい」と目標を掲げる。そこで洋史さんは、研修を機にランチ向けに「クラムチャウダーそば」を考案した。宴会メニューのPOPもシズル感を意識し工夫すると「推しがわかりやすくなった」と好評でさっそく予約につながった。今後は季節ごとに新メニューを展開、ポイントカードやPR動画作成など、女性層に向けたアピールにも取り組む。

講師の矢吹ちおりさんは、「自分たちのお店の財産を見極めて、時流に合わせて恐れずに変化していってほしい」と語る。研修を支える羽ノ浦町商工会の大西弘志さんは、「店舗や店主の心境が目に見えて変わっていくのを実感できた」と振り返る。2店から繁盛店づくりの波は地域に広がりそうな予感だ。

★この記事は、商店街活性化の情報誌「EGAO」の2019 Spring(春号)に掲載されています。
「EGAO」をご覧になりたい方はこちらへ。

商店街活性化の情報誌「EGAO」

一覧はこちら
最上部へ