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商店街がタッグを組んで健康× 活性化を推進!

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各種連携

商店街名 野口英世青春通り協議会・神明通り商店街振興組合・ 会津若松市役所通り商店街振興組合/福島県会津若松市

’18年の夏からスタートした「会津若松市まちなか元気プロジェクト」。隣接する野口英世青春通り協議会、神明通り商店街振興組合、会津若松市役所通り商店街振興組合が密に連携し、健康をテーマにエリア全体の活性化を目指す。すでにいくつかの取組みがかたちになりつつあり、計画は着々と進行中だ。

個店の魅力も、地域の資源も一度にまとめて発信したい。そのヒントは「健康」にありました。

3商店街の回遊を促すマップ作成やイベント
右から堂平さん、山崎さん、長谷川さんの各商店街の代表

肥満率が全国ワースト2位になるなど、県民の健康増進が課題となっている福島県。そんな折、会津若松市の中心市街地にある野口英世青春通り協議会・神明通り商店街振興組合・会津若松市役所通り商店街振興組合の3商店街がスクラムを組み、「会津若松市まちなか元気プロジェクト」を展開することになった。これは健康をテーマにしつつ、来街者の増加や回遊性の向上を狙うものだ。

具体的には、3つの商店街が協働で実施する「共通事業」と、各々で取り組む「各商店街事業」の2本柱があり、たとえば共通事業では、まず「まちなか健康商店街マップ」を作成。これは、3商店街のなかで健康に関する商品やサービスを提供している店舗や名所・名跡を楽しめる散策ルートを紹介し、その所要時間や消費カロリーの計算式などが記載されているもの。周辺住民はもちろんのこと、観光客にも有効なPRツールとして活用する考えだ。ほかにも、運動教室や食にまつわる健康講座など、イベントも随時発信していくという。

「健康というテーマは運動から美容、学びまで間口が広く、物販店からサービス業、土地の観光資源まで絡ませやすい。そこに隣接する3商店街が協力することで、さらに回遊の幅が広がる」と語るのは、野口英世青春通り協議会会長の山崎捷子さん。神明通り商店街振興組合理事長の堂平義忠さんも、「中心メンバーの高齢化によるマンパワー不足など共通の課題を抱えているので、これを機に力を合わせて問題を解決していきたい」と意欲的。会津若松市役所通り商店街振興組合では青年部ができ、理事長の長谷川登さんは「健康事業でも若者の活躍に期待したい」と、笑顔を見せた。
それぞれ単独の商店街事業でもお互いが協力するなど、本事業は「連携強化」という副産物をもたらしている。

3商店街で取組む共通事業「まちなか健康商店街マップ」で“ヘルシー”な街歩きを促進!

福島県会津若松市の3商店街が連携し、健康をテーマにエリア全体の活性化に取組む「会津若松市まちなか元気プロジェクト」。健康の要素を取り入れたイベント発信に続いて、このほど「まちなか健康商店街マップ」が完成した。マップには、本プロジェクトに参加する30店舗の情報が掲載されており、参加店は健康にひもづいたメニューやサービスを紹介している。

飲食店のヘルシーなメニューから、リフレッシュという観点から楽器店、運動という観点から自転車店、また美容の面からは化粧品店など、多種多様な業種がそれぞれの健康メニューを打ち出しており、“健康”というテーマの間口の広さが伺い知れる。また、マップには神社仏閣や史跡といった観光資源も掲載。はじめて来街する人にとっても、街の魅力が伝わりやすい仕掛けとなっている。


裏表紙には、3商店街それぞれのおすすめウォーキングコースを、所要時間や距離、消費カロリーの計算式とともに掲載。本マップを片手に、各商店街をめぐる人の姿が増えそうだ。

各商店街の健康事業
野口英世青春通り

野口英世にちなんだ 「健康まつり」
商店街の名前の由来は、野口英世が青春時代を過ごしたことから。蔵をリノベーションした店舗が多く、レトロな雰囲気に浸れる。健康事業としては「ドクトル野口健康まつり」を開催し、健康診断や健康相談、健康をテーマにした食品やグッズの販売を実施。開催日を神明神社祭礼と合わせ、一体的なにぎわいを創出した。

神明通り商店街

商店街回遊を促す 「七夕まつり」
老朽化したアーケードを’18年4月に新調し歩きやすくなったことを機に、商店街全体の魅力向上、若手育成、近隣商店街との連携強化を目指している。健康事業としては、アーケードに短冊を飾る「七夕祭り」を開催。今後はゲーム性のある参加型ウォーキングイベントや会津名産の御種人参を使った事業の展開を計画中。

会津若松市役所通り商店街

親子で健康になる 「体操教室」
健康事業は「親子で健康になろう!まちなか映画祭&体操教室」を実施。築80年を超える市役所庁舎に面し、政治家事務所も多い“会津の永田町”の異名を取る商店街で、最近は「路地裏ナイトバル」など青年部の活動も活発化。1日の来場者が約2,000人という生涯学習総合センターは今後活用の可能性大。

★この記事は、商店街活性化の情報誌「EGAO」の2018 Autumn(秋号)に掲載されています。
「EGAO」をご覧になりたい方はこちらへ。

商店街活性化の情報誌「EGAO」

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