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活性化事例

急増する外国人観光客に対応。多言語ツールに注目!

商店街名 宇治商工会議所/京都府宇治市

宇治商工会議所の外国人観光客接客支援ウェブサイト。五か国語に対応する多言語ツールが利用可能。

誰でも気軽に利用できる 無料翻訳システム
2大観光スポットのほど近くに位置する宇治橋通り商店街。特に台湾や中国といったアジア圏からの来街者が多い。平日は外国人観光客の方が多いことも

 近隣に観光地を擁する商店街の目下の課題は、海外からの観光客に対する各個店の接客だ。

 そんな言葉の壁の問題をフォローしているのが、宇治商工会議所である。宇治市は平等院と宇治上神社というふたつの世界遺産があり、一年で約560万人もの観光客が押し寄せる国内きっての観光地。外国人観光客も急増中だ。

そこで、宇治商工会議所は’15年に「多言語ツール」を開発した。これは、「多言語のメニューやプライスカードが簡単につくれるツール」「接客おもてなしシート」「多言語型の観光マップ」の3点からなり、特に前者2つは個店が対象。これらのツールはインターネット上で公開されており、パソコンとプリンターさえあれば誰もが無料で利用できる。すでに市内の観光立地商店街にある物販店の約40%が活用しているという。

 宇治商工会議所は「あくまで外国人観光客の接客におけるベーシックなツールとしてご活用いただき、そこにお店の個性をプラスしていただければ」と期待を込めている。

*多言語ツールはこちらから利用できます*
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宇治商工会議所の外国人観光客接客支援ウェブサイト

★この記事は、商店街活性化の情報誌「EGAO」の2018 Spring(春号)に掲載されています。
「EGAO」をご覧になりたい方はこちらへ。

商店街活性化の情報誌「EGAO」

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