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活性化事例

個性あるイベントで子どもの笑顔、咲いています

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街の未来を担う子どもたちに向け商店街の魅力を体感できるイベントが全国で行われている。子どもの成長の機会になりながら、同時に街は明るくにぎやかに。そんな事例を紹介しよう。

本に親しみ知を育む!
大麻銀座商店街ブックストリート/北海道江別市

大麻銀座商店街では、あらゆる世代が気軽に本を楽しめるイベント「ブックストリート」を、毎月実施している。「100円古本市」といった販売だけでなく、大型絵本の読み聞かせ「みーとほん」、絵本づくりなどの工作教室や、子どもから大人まで楽しめる書評合戦「ビブリオバトル」などのユニークな内容で、子どもたちにとって本を身近に感じ、知を育む機会となっている。また、イベント日には通りで参加型のチョーク・アートの体験も。子どもたちは商店街をキャンバスに、思い思いの絵を描き、創造性や表現力を高める。 道内の読書環境の整備を進めるために発足した「一般社団法人北海道ブックシェアリング」と、近隣4大学、商店街がスクラムを組んだ同イベント。現在では遠方からも本好きがこの商店街に集うようになり、活性化にも寄与している。

子どもたちのまちゼミ!
まつさかまちゼミ ジュニア/三重県松阪市、まちゼミキッズ/福岡県久留米市

商店街の店主のもつプロの技やノウハウを伝える「まちゼミ」。そこから派生した子ども版を紹介しよう。久留米市5エリアで行われている「まちゼミキッズ」(写真左列)は、今夏で5回目の開催を迎え、全59講座が開かれた。江戸時代から商人の町として栄えてきた久留米らしく、竹とんぼやうちわ、コマなどものづくりにちなんだ体験型の講座が多い。
 三重県松阪市で行われている「まつさかまちゼミジュニア」(写真右列)は、もともとは地域の中学校のクラブ活動として、生徒20名ほどを受け入れていたところからスタート。今ではそれが学校行事となり、毎春10店舗ほどが一学年120名の生徒を受け入れている。紙の専門店では日本を代表する画家・横山大観について詳しく学ぶなど、商店街が生きた学問の場になっている。

商店街ではじめてのお買い物!
はじめてのお使い in 商店街/福岡県飯塚市

「子育て応援」を商店街のビジョンに掲げる飯塚市商店街連合会では、飯塚商工会議所とともに開催する「はじめてのお使い」が人気イベントに。子どもたちにお店の良さをもっと知ってもらい、商店街が楽しい遊び場のひとつとなるように偶数月(12月は実施なし)に実施している。昨年は3歳から小学3年生の約100名もの子どもたちが参加した。 このイベントでは、アーケード街を2人1組で歩き、本物のお金で買い物をしながら、スタンプラリーを楽しみゴールを目指す。商店街の中には子どもたちをサポートするスタッフが配置されているため、道に迷った時や横断歩道を渡る時も安心だ。 また、親子で商店街を回遊するイベント「飯まちファミリースタンプラリー」や、室内で思う存分遊べる「飯まちキッズパークおもちゃ館」などの場も展開。ソフトとハードの両面から、商店街全体で親子を支え、子どもたちを見守っている。

街全体で職業体験!
黒崎こども商店街/福岡県北九州市

子どもたちに商店街や黒崎への愛着を深めてもらいたいと実施している子どもの職業体験イベント「黒崎こども商店街」は、今年で8年目。1,200人以上の子どもたちが集まり、参加店舗数も100を超え、地域の一大イベントとなっている。商店街の店舗だけでなく、病院や警察署などもブースを出し、街全体で子どもたちの成長を見守る。 ハローワークで仕事を探したり、税務署ブースで税金を納めたりと、疑似体験から社会の仕組みを肌で感じることができるのが大きな魅力だ。子ども銀行で給料(会場内通貨)を受け取り、商店街で買い物も楽しめる。地元の高校生や大学生がボランティアスタッフとして参加しており、彼らにとっても貴重なイベント運営の体験になっている。 実行委員長の田中大士さんは「子どもたちが仕事をとおして主体性や協調性を育むことで、自分にたくさん自信を持てるようになればうれしい」と話す。

★この記事は、商店街活性化の情報誌「EGAO」の2018 Autumn(秋号)に掲載されています。
「EGAO」をご覧になりたい方はこちらへ。

商店街活性化の情報誌「EGAO」

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