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活性化事例

若手中心で起こす新ムーブメント 、商店街の核心は“ネットワーク”にあり!

イベント

地域振興

商店街名 宇治・小倉商店ネットワーク /京都府宇治市

新しいアクションを起こして、街を変えていきたいーそんな志を持つ若手たちが自発的に商店街を形成。多彩なイベントや勉強会を通して、確実に街ににぎわいをもたらせている。

地元愛がネットワークというカタチに集約され、商店街が誕生した。手にしているのは「オグマニア」のポスター。
常連客にしか知られていないマニアックな店を開拓しPRすることで、地域の魅力アップへとつなげていくというバル・イベントだ。

点在する商店主を束ね イベントを続々開催
上)にぎわうオグザニアの様子。
下)小倉会議では街の歴史も学ぶ

「宇治・小倉商店ネットワーク」は2017年に誕生した新進の商店街だ。2015年に前身の「宇治小倉篤志の会」を発足し、〝食〞と〝職〞をテーマにした親子で楽しめる地域振興イベント「オグザニア」を開催。イベントの少なかった同地域で評判になり、続く2016 年、2017年の2回で延べ2000名以上の参加者を集めた。また、開催を通して商店主たちの結束も強まり、これを機にさらなる組織力強化と地域連携の深化につなげようと、「宇治・小倉商店ネットワーク」へ改組。晴れて商店街組織として活動をはじめた。

「結びつきを強化し、地域全体を活性化させて〝笑顔の輪〞でつなぎたいという想いがありました。商店街になると行政から助成制度などの情報が入りやすくなるなどのメリットも大きい」と話すのは会長の宮川義広さん。

「ネットワーク」発足後も、矢継ぎ早にイベントを企画。〝まちを一緒に考える〞「小倉会議」では、商店主と地域住民約50名の参加者が、地域の活性化についてアイデアを出し合い、親交を深めた。エリアの飲食店の多さを活かした食べ歩きスタンプラリーイベント「オグマニア」では、かつて「小倉銀座」と呼ばれた夜のにぎわいを思い起こさせる内容が話題になった。

活発に活動する一方で、イベントへの優先参加などのメリットを説き、会員数も年々増加。2015年は 4 人だったメンバーは 2019年3月現在で20名に。小倉駅から2キロメートル内に店舗を構える40代の若手が中心だ。それゆえ、アイデアも続々と生まれ、行動が早い。SNSを使った宣伝もお手の物だ。

「徐々に地域での認知度も高まってきた。イベントでの集客を日常につなげ、小倉の街やお店のファンを増やし魅力的なまちづくりに取り組んでいきたい」

アーケードがなくても、店舗が集積していなくても、強固なつながりがあるならば商店街は活動できる。ネットワークという〝宝〞を手にした若い集団は、今後さらに拡大していきそうだ。

★この記事は、商店街活性化の情報誌「EGAO」の2019 Spring(春号)に掲載されています。
「EGAO」をご覧になりたい方はこちらへ。

商店街活性化の情報誌「EGAO」

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