空き店舗を活用、住民が待ち望む食品スーパーをオープン!

事業レポート 三条中央商店街

 三条中央商店街新潟県のほぼ中央に位置する三条市の本町は、信濃川と五十嵐川が合流する地点であることから、古くは水運の拠点として人やモノの出入りが盛んなところでした。ここに約500メートル続く三条中央商店街は、かつては三条市の中心市街地でした。しかし現在では高齢化が進み、交通網の発展や郊外に大型店が進出してきたことなどから衰退の一途をたどり、さらに追い打ちをかけるように2007年に中越沖地震が起きました。この地震で商店街のほぼ中央にある複合ビルが被害を受けて、中に入っていた食品を扱うスーパーが閉店し、典型的な「買い物難民」を抱える地区になりました。
生鮮三品が手に入る食品スーパーの開店が緊急課題となった商店街は、昨年10月に地域商店街活性化法の認定を受け、理事長を筆頭に振興組合のメンバーが一丸となり、また三条市のバックアップも得て活性化に取り組みました。
その結果約50坪の空き店舗に、三条市内に2店舗を営業する食品スーパーを誘致することが決定し、オープンを控えセレモニーの準備も大詰めで、最初に訪れた時の組合事務所は熱気にあふれていました。


6月26日、いよいよ待望のオープン初日。店名は一般公募の結果、小学校6年生の少年がおばあちゃんと考えたという「コンパクトストアまごころ」に決まりました。この店名には、小さくてもまとまりがあって使い勝手の良いコンパクトな店であること、お客様に対して感謝の気持ちをまごころでつたえる、という意味が込められています。
梅雨さなかの曇天の下、オープニングセレモニーは国定三条市長、外山商店街振興組合理事長のあいさつに続き、三条太鼓やバンドの演奏と終始にぎやかに行われました。
文字通り「コンパクト」なスーパーですが、お総菜は少量パックで品数豊富、地場の産直野菜を並べたコーナーもあり、商品はぎっしりと充実しています。また同時に開始する「宅配デポ」というサービスは、店で買った商品を持ち帰るのが大変なお客さんのために、スーパー奥のロッカーであずかった商品を自宅まで宅配するというシステムで、1回あたり手数料は200円ですが「コンパクトストアまごころ」で買ったもの以外でも一緒にお届けするといううれしいサービスです。
商店街近くで食品を扱う唯一のスーパーが、6月末に閉店することもあって不安を抱えていた地域住民の皆さんですが、散歩がてら毎日のように「コンパクトストアまごころ」に足を運ぶ風景が見られるのも遠い日のことでは無いと感じました。

 

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          出入口風景    店内買物風景

 

  • 商店街の名称   三条中央商店街
  • 所在地        新潟県三条市本町
  • 支援メニュー    【平成21年度ベーシック総合支援】支援パートナー 秋元初心
                   【リテール・サポート】
 

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