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店主が実施する「防災訓練」ー商店街を守るためにすべきこと【神奈川県横浜市六角橋商店街連合会】 各種連携 安心・安全

2017年12月04日 (月曜日) 16:30

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ホースの使い方を実践的に学んでいる店主たち

神奈川県横浜市の六角橋商店街連合会(六角橋商業協同組合、六角橋中央商店会、六角橋興和会、六角橋商和会)は、11月21日(火)、神奈川消防署と連携し、毎年恒例の防災訓練を実施した。昭和レトロな街として知られる商店街は、度重なる火災の被害と向き合って対策を講じ、火災に強い街づくりを目指している商店街としても知られている。年2回の防災訓練には多くの店主が参加。共助の精神で災害に立ち向かっている。

六角橋商店街の持つ魅力の一つとして真っ先にあげられるのが、昭和にタイムスリップしたような味のある景観である。しかし防災面から考えると、昭和20年代に建てられたそのアーケードの下には木造店舗が密集しており、火の手が回りやすいという弱点がある。実際、六角橋商店街は、これまで数回の火災を経験。特に平成23年8月に発生した火災は、17店舗が延焼するという大きなものであった。
「この時の火災がターニングポイントとなりました。商店街の中で、防災や街づくりに関して根本的な見直しを図ろうという動きが加速しました」と語るのは、六角橋商業協同組合代表理事の野村浩さん。その後、商店街は、横浜市の防災まちづくり推進室および商業振興課などと検討会を重ねながら、火災対策と景観保全を両立する「六角橋商店街地区まちづくりルール」を作成し運用する(平成26年より運用開始)とともに、防災訓練の実施にも大きな力を注ぐようになった。

11月21日の訓練には、約40名の店主が参加。消防署員の指導のもと、商店街の中にある「スタンドパイプ消火器」や「まちかど消火栓」の使い方を、店主たち自らがホースを握って実践的に学んだ。「火事を発見してから消防車が来るまでの間に、いかに被害を最小限に食い止めるかが重要なんです。消火栓があっても使えなければ意味がない。その時自分たちが実際に何をしなければならないか、を考えて訓練に臨んでいます」と、野村さん。強い共助の精神を持って、商店街と地域を災害から守るために、一人一人が真剣に訓練に取り組んでいた。

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