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木彫りの猫を探して街を巡る。槌の音が響く木彫りの里【富山県南砺市瑞泉寺前商盛会】 イベント 地域資源 地域振興

2017年10月31日 (火曜日) 11:00

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木彫りの里として有名な、富山県南砺市井波地域の瑞泉寺前通りに木彫りの猫13体が設置され、瑞泉寺前商盛会の主催で「木彫り猫探しお散歩ラリー」が開催されている。木彫りの猫たちは店の軒や店内で思い思いにくつろいでおり、参加者はお散歩ラリーのマップを元に商店街一帯に散りばめられた猫を探し歩く。

同商盛会は瑞泉寺の門前町として栄えた商店街で、32軒中14軒は彫刻店が建ち並ぶ木彫りの里だ。街中には彫刻が施された電話ボックスや街灯があり、店舖には店主の干支が彫られた看板も多く掲げられ、木彫り一色の趣のある街並みがつくられている。また、瑞泉寺は北陸最大の大伽藍を有し、伝統的な井波彫刻が施されているなど見所も多い。そのため、訪れる観光客も増加傾向にあるが、商店街には飲食店など立ち寄る店が少なく単なる通り道と化していた。

今回の「木彫り猫探しお散歩ラリー」は、商店街の滞在時間を延ばし、街ににぎわいをもたらすことが目的。昨今の猫ブームにあやかり、瑞泉寺前彫刻部会の協力を得て木彫りの猫を作製。「ただ猫の置物をつくるだけでは面白くない。どんな猫を作るかは、各店主と彫刻師で相談してもらいました。猫たちの様々な表情を楽しみながら少しでも多くの時間を商店街で過ごしてもらえたら」と、同商盛会の清都英雄会長。

お散歩ラリーは9月30日よりスタートし、秋の行楽シーズンに合わせ11月12日までの開催。参加者には、抽選で地元の老舗旅館のペア宿泊券や商店街の品が贈られるとあり、応募箱には多くの申込用紙が回収されている。イベントは好評を得ており、通りを行き交う人の姿や店主と話し込む観光客の姿が多く見られるようになった。清都会長は、「売り上げ増などの具体的な声はまだ聞いていませんが、足を止める人の姿が増えお散歩ラリーの効果を実感しています」と話している。

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