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富良野にて、“まち育てと商店街”について考察。「全国あきんどサミット」開催【全国共通商品券連絡協議会、全国商店街支援センター】 イベント 地域振興 コミュニティ

2017年10月20日 (金曜日) 11:45

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第二部(14日)のパネルディスカッションの様子

10月13日(金)、14日(土)、北海道富良野市富良野文化会館にて「まち育てと商店街」をテーマに「全国あきんどサミット」(第14回「共通商品券全国大会」in 富良野2017)が開催された。第一部(13日)は全国共通商品券連絡協議会主催、第二部(14日)は株式会社全国商店街支援センター主催で行われ、200人を超える全国の商店街関係者が出席。次世代のポイントカードのあり方について意見交換を行い、商店街という単位を超えて“街や地域全体を育てる”という観点から活性化について考察を深めた。

サミットのプログラムは、以下の通り。
第一部:基調講演「地域商店街における施策とその重要性」(全国商店街支援センター社長桑島俊彦氏)、特別講演「応援の連鎖がまちを変える~日南市・油津商店街再生事業~」(株式会社油津応援団専務取締役 木藤亮太氏)、パネルディスカッション「次世代地域ポイントの行方」(パネリスト:柳川市役所 川原洋一氏、逗子ポイントカード事業協同組合事務長 菊地肇氏、東川町役場産業振興課 定居美徳氏、下川町しもりんポイントカード会理事 末武幹也氏、コーディネーター:販促工学研究会代表 信濃義朗氏)
第二部:基調講演「中心市街地活性化によるまち育て」(ふらのまちづくり株式会社代表取締役社長 西本伸顕氏)、特別講演「岡崎の新しい取り組み」(株式会社まちづくり岡崎代表取締役社長 松井洋一郎氏)、パネルディスカッション「まち育てと商店街」(パネリスト:桑島俊彦氏、世田谷区長 保坂展人氏、松井洋一郎氏、西本伸顕氏、コーディネーター:大阪市立大学名誉教授 石原武政氏)

地元富良野からは、ふらのまちづくり株式会社代表取締役社長 西本伸顕氏が登壇し、「フラノマルシェ」の事例を発表した。同まちづくり会社は、平成22年4月、当時病院の移転で住民のコミュニティの場を喪失してしまっていた富良野市街地に、新たなコミュニティの場としてマルシェを設立。観光客や地元住民が滞留できるような空間や遊び場を設置するとともに、地元の最大の資源である“食”の魅力を次々と掘り起し、2000アイテムに及ぶ地域ブランド商品を販売。SNS及びマスコミを活用した積極的な情報発信で、地元住民のみならず多くの観光客を惹きつけている。フラノマルシェから地域商店街への回遊を誘導する仕組みも実施し、街全体の成長に貢献。その経済効果は、開業6年で113億円にも。

高齢化や過疎化が深刻化し、既存の商圏内の人口が激減している地域が全国に増えつつある今日、自らの魅力を発掘し外部へ効果的にアピールすることで、より広い地域からの来訪者を増やしたいと望む街や商店街も多い。今回のサミットは、その具体的な方策を学ぶよい機会となった。

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