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店主とのふれあい=プライスレス! 値段のないマーケット、シャッター街に登場 【大阪府大阪市新世界市場】 イベント 地域資源 地域振興 空店舗活用 創業促進

2017年07月11日 (火曜日) 15:00

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大阪「新世界」の商店街のシャッター通りで、2017年7月16日(日)、値段のないマーケット「Wマーケット」が開催される。

Wマーケット(Weekend Priceless Market)は多種多様な出店者が日替わりで商品を並べる週末市。最大の特色は、全ての商品に値札はなく、店主との交渉で値段が決定するスタイルであること。売り手とのコミュニケーションを通じてモノの価値や作り手の人柄を知れば、双方納得のいく満足度の高い売買ができる。さらに、値段交渉のツールとして使える「バーゲン(値切り)カード」や気に入ったお店に資金援助ができる「リアルクラウドファンディングカード」というユニークなシステムにより、買い物がより参加型の“体験”となる。会場となる商店街は、「シャッター街で、遊ぼう。」をコンセプトに、人情味溢れる空間や雰囲気はそのままに、当日は現代風なおしゃれな空間に生まれ変わる。多数の赤提灯が吊るされた天井は“インスタ映え”(=若年層に人気のSNS “Instagram” で映える写真がとれる)すること間違いないだろう。

後継者不足、高齢化、来街者の減少は全国の商店街の共通の課題としてあげられるが、このイベントの特記すべきところは、徹底的に若者をターゲットにしているところだ。おしゃれなウェブサイト、SNSを活用したPR戦略、買い手が応援したいと思ったお店に対してその場で資金援助ができる“リアルクラウドファンディング”システム。流行に敏感で新しいもの好きの感度のいい世代に響きそうなキーワードが満載だ。

企画・運営を手がけるのは大阪を拠点とするイベント会社、株式会社トリックデザイン。運営事務局の森田純多さん(30)は「新しいものがどんどんできる現代だが、子供の頃通った商店街の、レトロで人情味溢れるノスタルジックな空間は、今新しく作ることはできない。失われていくのを何とかしたかった。若い世代の我々だからこそ可能な切り口で、商店街活性化に挑戦しようと思った」と語る。会場となる新世界市場商業協同組合代表の宮浦さんは「衰退の一途の現状のなか、何でもいいから試してみたいという思いがあった。自力では限界があるのでありがたい」と期待する。

目指すのは“永続的な賑わいの創出”。「一過性のブームで終わっても意味がない」と、毎週末の定期開催にこだわる。(今回はオープニングマーケットとして単日開催。二回目以降の予定は第一回目終了後に決定。)そして“リアルクラウドファンディング”により特に買い手に支持されている店には開業支援をし、商店街の空き店舗へマッチングすることで、魅力的な実店舗を増やし、更なる活気に。「これまで大型商業施設やテーマパークに流れていた若年層やファミリー層を呼び込み、“未来”へ繋げたい」と森田さん。そしていずれは全ての運営ノウハウとデータベースを全国の商店街へと引き継ぎ、Wマーケットはその遊び場を大阪から全国へと拡大予定という。


『Wマーケット』公式ホームページ:
http://w-market.jp/lp
Facebook: https://www.facebook.com/weekendpricelessmarket/
Instagram: https://www.instagram.com/w_market_official/

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