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留学生とのコラボで商店街マップ作製 【さいたま市桜区 埼大通り商店会】 地域振興 各種連携 コミュニティ その他

2017年05月01日 (月曜日) 09:30

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埼玉大学(さいたま市桜区)周辺の商店などで構成された埼大通り商店会は、外国人に優しく気軽に立ち寄ってもらえる商店街をめざし、埼大の留学生などとともに、英語と日本語で商店街を紹介するマップを作成した。

同商店街のある「埼大通り」は、南与野駅(さいたま市中央区)の北側に東西に伸びる国道463号の一区間。荒川を越えた所沢市まで約17kmにわたり2400本以上のケヤキが植えられていることから「日本一長いケヤキ並木」と称され、大学生向けの飲食店や商店が並ぶ。

さいたま市の「商店街地域つながり力アップ支援事業」として市商業振興課から商店会へ地図作製の話があったのが昨年の秋。計15名の留学生と日本人学生2名、商店街代表7名のチームでのおもてなしプロジェクトが立ち上げられた。実際に商店街を歩き、4回の全体ミーティングと数々の編集会議を重ね、3月下旬に出来上がったマップ「SAIDAIDORI 留学生がみつけた埼大通り」はA4サイズで16ページ、発行部数5000部。埼玉大学、商店会の各店舗のほか、浦和駅などの近隣の駅、桜区役所などで無料配布している(駅での配布は4月24日で終了)。

埼大には約550人の留学生(院生含む。H28.5.1現在)が在籍し、区内には約2200人の外国人が住むが、商店街を利用する外国人は少ない。留学生からは商店街の店舗について「何の店か外から見てわからない」「値段がわかりにくい」という意見が寄せられた。気軽さ、わかりやすさから量販店にしか行かない留学生も多かった。

マップでは「日本の伝統文化に触れられる」「日本の食を味わえる」や「地域の人々と交流できる」など、留学生視点での店の特色をわかりやすいアイコン表示で紹介。せんべい店の紹介文には「商品の包装デザインも日本調で、お土産を買うにはもってこい」など、外国人へのおもてなし目線のコメントが添えられた。埼大通り地域の歴史や周辺寺院の紹介も盛り込んだ。

「作製過程での苦労はなかった。むしろ発見や気づきの連続で目から鱗だった。外国人や地方から来た方には、我々が当然だと思っていたことがわからないと知ったのは大きな収穫だった」と同商店会の井原光太郎会長。「気づかされたことを生かし、外国人に優しい商店街を目指したい」と2020年の東京五輪をも見据える。

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