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商店街での自転車通行、4カ国語で「押し歩き」を呼び掛け【福岡県福岡市清川サンロード商店街協同組合】 安心・安全

2017年03月23日 (木曜日) 11:00

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自転車の安全利用に関して、4カ国語の啓発放送を流している清川サンロード商店街(福岡県福岡市中央区)(市中央区総務課防災・安全係の内義理徳係長提供)

 商店街での自転車安全通行について、外国人にもその励行を呼び掛けようと、福岡県福岡市中央区の清川サンロード商店街協同組合(渡邊淸久=きよひさ=理事長)はこのほど、4カ国語(日本語、英語、中国語、韓国語)による注意喚起の街内放送を始めた。

 同商店街は「自転車進入禁止」区域と、「一方通行」かつ「正午から午後8時まで自転車通行止め」区域に分かれ、区などが規則の順守を求めているが、スピードを出して自転車走行をするなど、交通違反やマナーの悪い走行が目立ち、市民から取り締まりを望む意見が出されていた。このため、組合が役員会などで対策を検討し、自転車による来街者の中には最近は外国人も増えていることから、市の「商店街活力アップ支援事業」を活用して、「四カ国語による自転車安全走行のアナウンス」を始めることにした。

 放送は「自転車は車両の仲間です。自転車をご利用の方は、安全のため、押し歩きをお願いいたします」などと日本語でアナウンスし、その後、英語、中国語、韓国語でも同じ内容を流している。1回約1分30秒程度で、営業時間中、1時間おきに毎日放送。さらに、アナウンス効果を高めるため、区役所が、「一方通行道路!自転車は押して歩いて下さい 中央区役所」(日本語のみ)と書かれた反射電柱幕(縦100センチ、横40センチ)を街内四カ所に、「歩いて通行」(日本語のみ)などと描かれた「路面反射ストップマーク」(縦60センチ、横40センチ)を街内三カ所に、それぞれ設置した。

 地域では、市の自転車の安全利用に関する条例に基づいて、毎月8の日(自転車安全利用の日)にさまざまな啓発活動を行っているが、商店街を利用する一般市民からも「放送や幕、路面マークがあることによって、規則に反して自転車で通行する人に対して注意しやすくなった」との感想が寄せられているという。

 区内の交通安全を所管している市中央区総務部総務課防災・安全係の内義徳係長は、「今回の対策に対しては、商店街や地域住民から非常に喜ばれている。今後取り組みの効果を検証するための実態調査を行う予定。これを契機に、商店街や地域住民と連携した、自転車を利用する買い物客への啓発活動や、警察の協力を得ての指導・取り締まりを進めていきたいと考えている」と話した。

(C)時事通信社

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