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“本音”満載の商店街ガイドブック発行【神奈川県川崎市新丸子ゴールデンルートクラブ】 地域振興

2016年10月20日 (木曜日) 17:00

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東急新丸子駅の周辺にある商店の店主らで組織する「新丸子ゴールデンルートクラブ」が作った冊子「新丸子みんなで作るタウンガイド」

 派手さはないけど、わたしたち店の人とお客さんが一緒になって完成させた「100%新丸子産のガイドブック」です——。東急新丸子駅(神奈川県川崎市中原区)の周辺にある商店の店主らで組織する「新丸子ゴールデンルートクラブ」(20店舗)がこのほど、「新丸子みんなで作るタウンガイド」(A5判、20ページ)を作った。プロの記者に頼らず、素人目線ながらも、店の本音などが満載された中身の濃い冊子だ。

 ジャンルの異なる店舗の有志が集まり、店単独ではできない企画を実現させようと、同クラブが発足したのが2014年7月(当初6店舗)。100人限定で店の常連さんをファンクラブ会員と位置付け、さまざまなスタンプラリーに招待する「大スタンプカード」や、合同での新年会、花見会、クリスマスパーティーの開催などの活動を展開。そうした流れの中で、「商品や店舗情報を羅列しただけのガイドではなく、幼稚で見づらくても、すべてを自分たちが作った『呼吸が聞こえ、笑い声がしてくる』ガイドを」(同クラブのスタッフ)と、昨年夏に企画を立ち上げた。

 まず8月から10月にかけて、加盟20店舗が各オリジナル缶バッジを作製して、アンケート用紙に記入してくれた来街者にプレゼント。アンケートの回答内容を踏まえて、「架空の人物が新丸子で過ごす1日」を、(1)新丸子在住の男性の1日 (2)働くコスギ女子の日曜日 (3)子育てママのリラックスデー (4)或る金曜日の在勤者、の4章立てにして、小説風に描いた。

 ガイドに使った写真やイラストはすべて、お客か店主から提供してもらったものだ。また、文章はお客らから入手したものをそのまま載せたり、店舗の基本情報を中心に掲載したりするのではなく、「街を回遊するというテーマで、小説風に再構築した」(クラブのスタッフ)のが大きな特徴だ。

 スタッフの一人で同クラブの代表窓口を務める「KOSUGI CURRY」の奥村佑子さんは、「構成から編集、デザイン、制作、宣伝など、すべてを素人の店主らが自店の営業時間外でやらねばならず苦労した。その分、まちの息吹を感じてもらえるガイドブックに仕上がったと思う。『ぼくらのまちを盛り上げたい』という共通の想いで集まった新しいタイプの商店グループのルートクラブが、本当の意味で街を盛り上げるというモデルケースを作り、全国の商店街やまちに広がっていけばうれしい」と話した。冊子はクラブ加盟の各店で、定価200円で販売している。

 ガイドブックに関する問い合わせは、新丸子ゴールデンルートクラブ(代表窓口「KOSUGI CURRY」(神奈川県川崎市中原区新丸子東2の897の11の102 奥村佑子 電話・ファクス:044ー571−7186 mail:info@g-route.com)

(C)時事通信社

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