facebook page

全国各地の商店街のニュースをお届けします! 商店街ニュース

大学院生のデザインで「アーチ」新調【横浜市六角橋商店街】 各種連携

2016年04月04日 (月曜日) 16:00

印刷 メール

新しいアーチと街路灯(右側の人の上空)(神奈川県横浜市神奈川区の六角橋商店街)(同商店街連合会専務理事の糸井勇さん提供)

 大学院生が考えたステンドグラス入りのアーチとレトロ風の街路灯がこのほど、六角橋商店街(神奈川県横浜市神奈川区六角橋)にお目見えし、「昭和の面影を残す商店街にふさわしい」と、街行く人らの間で評判になっている。

 同商店街は、東急東横線白楽駅沿いの旧綱島街道に、約300メートルにわたって連なる商店街。近隣の商店街と共に4つの商店会で六角橋商店街連合会(石川清貴会長)を組織している。同連合会の専務理事、糸井勇さんによると、1984年ごろに建てられた旧アーチと旧街路灯は耐用年数を超え、老朽化が進み、危険と判断。国と横浜市の補助金「商店街まちづくり事業」の支援を受けられることになったため、2014年秋ごろから全面改修を計画した。

 計画に先立ち、2011年から、市と神奈川区の職員と、神奈川大学(本部・神奈川区六角橋)の建築学科の教授・学生と共に、「六角橋商店街まちづくりルール 安心・安全なまちの環境整備計画のための検討会」を毎月開いてきた。この中で、学生の柔軟な発想を取り入れた、学生の街にふさわしいアーチをとの意見が出されたため、アーチのデザインコンペを開催。その結果、8つの作品の中から、同大学院工学研究科建築学専攻の井上裕子さん(2016年4月から社会人)のアイデアを採用した。

 新アーチは、三角形の屋根型をした骨組みの下部に商店街名を入れ、その周囲に、さまざまな形をした色とりどりのステンドグラスを組み込んだ。グラスに太陽光が透けると、路上にオレンジやピンクなどの影ができる。商店街名にちなんで、六角形のデザインが所々に施されている。「屋根の下でお店が連なり、にぎわう商店街をイメージした」と井上さん。大通りに7基(高さは約7メートル)設置された。

 一方、街路灯は、レトロな感じの電球色と現代的な白色の組み合わせで、形は、ちょうちん行列を思わせるよう、「丸い明かりがふわふわ浮いて見えるようデザインした」(糸井さん)。45本を用意し、大通り沿いに備え付けた。こちらも、六角形が所々にデザインされている。

 来街者にアーチなどの感想を求めたところ、「ステンドグラスが太陽の光でキラキラ輝くと、とてもきれい」「夜間、街路灯の明かりがふわふわと浮いて見え、かわいらしい」といった声が寄せられ、商店街利用者の間では好評とのこと。

 石川会長は「30年先を見据えた新しい商店街の顔が完成したことに、感謝しています。歴史のある商店街として今後も地元の皆様を大事にしながら、個々のお店の繁栄と地域の繁栄に少しでもお役に立てればと、会員一同、心を一つにして頑張っていきます」と話した。

(C)時事通信社

関連リンク

同商店街の取組み▶▶▶「チャリティー野宿」で深夜の商店街を探訪
同商店街の取組み▶▶▶地元高校生が4つの企画で商店街を大PR
同商店街の取組み▶▶▶大賞に「六角橋商店街連合会」
同商店街の取組み▶▶▶「商店街プロレス」で街を応援
同商店街の取組み▶▶▶商店街さんぽのススメのパンフレットを作成
同商店街の取組み▶▶▶商店街観光ツアーを実施
商店街ニュースの一覧へ