facebook page

全国各地の商店街のニュースをお届けします! 商店街ニュース

「花魁道中」で商店街ににぎわいを【和歌山県白浜町白浜銀座商店街】 イベント

2016年03月01日 (火曜日) 17:00

印刷 メール

1回目の「南紀白浜花魁道中」の様子(2015年3月4日、和歌山県西牟婁郡白浜町の白浜銀座商店街)(南紀白浜花魁道中実行委員会の小山寛子代表提供)

 華やかな花魁の練り歩きで、温泉町の商店街ににぎわいを—。和歌山県西牟婁郡白浜町の「白浜銀座商店街」で3月5日、「仮装de古き良き時代にタイムスリップ Art Project 南紀白浜OIRAN道中 2016」が繰り広げられる。昨年に続き2回目のイベントで、閑散期となる温泉街を盛り上げ、白浜の存在を広くPRし、観光誘致やまちおこしにつなげるのが狙い。

 イベントを主催するのは、白浜銀座商店街の役員やイベント企画団体「こころギラリ」のメンバー、地元の有志らで組織する「南紀白浜花魁道中実行委員会」(小林寛子代表)。小林さんによると、観光地の南紀白浜がにぎわうのは夏の繁忙期のみ。それ以外のシーズンは人けもなく、「街の雰囲気は、静かで寂しい」という。このため、数年前から、「こころギラリ」が中心となって、まちを元気づける仮装イベントなどを行ってきた。そうした中で、銀座商店街で飲食店を営む店主(商店街の副会長)から「花魁道中で、かつての華やかだった白浜を復活させよう」との声が上がり、それがきっかけで、「こころギラリ」と商店街関係者らが実行委員会を結成。昨年3月4日に第1回の花魁道中を開催した。初回は、約50人が花魁などに扮して、街を練り歩き、約500人の見物客から「圧巻の一言」「見事な行列」などと好評を得たことから、約1年前から2回目に向けた準備を進めていた。

 当日は午後5時30分開会、5時45分に、南紀白浜太夫や銀座花魁、振袖新造、傘持ち、金棒持ち、ちょうちん持ち、さらに、水戸黄門や新撰組、侍、忍者などに扮した県内外の一般市民(応募)ら約70人が、白浜銀座商店街の「足湯横丁」をスタート。「はまゆう公園」まで約1時間、商店街の通りをゆっくりと歩き、その華やかさをアピールする。また、地元の人や観光客にも和装で参加してもらい、数百人規模の“和の祭典”が実現する。道中の後には、ステージイベントや餅まきでイベントを盛り上げる。

 道中の実施に当たっては、白浜町の観光大使を務める松竹新喜劇の澁谷天外さんと妻の久代さんに、花魁道中や道中の足の運び方「八文字」などについてのアドバイスも受けた。前回同様、東日本大震災の被災地にイベント収益の一部を寄付する「五圓(ごえん)結び」も行う。

 小林さんは「今後、3回、4回と続けて、白浜が、シャッター街のイメージ、海や観光スポット以外には記憶に残るものが少ないまち、などとしてレビューされることがないよう、内容を充実させていきたい」と話している。

(C)時事通信社

商店街ニュースの一覧へ