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若手の「新会社」で“脱シャッター店”【京都府福知山市福知山駅正面通り商店街振興組合】 地域振興

2016年01月29日 (金曜日) 17:00

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街の活性化に取り組む新会社「福知山フロント株式会社」を立ち上げた若手主体のグループ(同株式会社の岸本道徳さん提供)

 商店街のにぎわい復活は“若い力で”—。福知山駅正面通り商店街(京都府福知山市)の振興組合員(有志)が、街の活性化に取り組む新会社「福知山フロント株式会社」(社長は秋山保彦・振興組合専務理事)を設立した。代表と会長(人見茂・振興組合理事長)以外は、30代、40代の若手で、「ヤングが今、立ち上がらないと、もう後はない」と、“背水の陣”で事業を推し進めていく。

 同商店街があるJR西日本の福知山駅北側には、かつて、2つの大型商業施設があり、商店街もピーク時の昭和40年代には90軒前後の店舗でにぎわった。しかし、店主の高齢化や大型店の倒産、郊外への大型店の進出などで、街は寂れてきている。現在、約20店舗が“シャッター店”と化している。こうした中で、平成28年度から実施予定の「中心市街地活性化基本計画第2期(案)」に「駅前正面通りリニューアル事業」を盛り込む市が、同組合に事業内容を打診。そのことがきっかけで、事業計画の立案とその実施を手掛ける新会社の設立に向けて動きだした。

 資金は振興組合と秋山代表ら8人の組合員(個人、1人は台湾在住)が出し、資本金260万円でスタート。組合員は32歳から41歳までと若い。具体的な事業内容は今後詰めていくが、(1)空き店舗を活用したテナントの誘致、(2)インバウンド(海外からの訪日客)を含む集客のための戦略の展開、を柱にして28年度から本格的に始動する。

 秋山さんは「組合組織は人手不足もあって、行動しやすい別会社にした。まず、空き店舗を埋めることから始める。若手の力で商店街を元気にしていきたい」と抱負を語っている。

(C)時事通信社

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