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商店街の魅力伝える情報誌を一堂に展示【京都市】 イベント

2016年01月18日 (月曜日) 15:00

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商店街の魅力を伝える情報誌などを一堂に集めた「私のまち・私の商店街展」の展示例(京都市商業振興課提供)

 商店街の魅力を伝える情報誌やガイドマップを一堂に集めた初の企画展「私のまち・私の商店街展」(主催:京都市)が1月21日から3月中旬にかけて、市内の複数の商業施設を順次回る「巡回イベント」として開催される。個性あふれる情報誌などを広く紹介することで、より多くの人に商店街へ足を運んでもらうと同時に、商店街同士による新たな取り組みのきっかけづくりにするのが狙いだ。

 京都市商業振興課の木崎幸典さんによると、今回展示用に用意したのは約20冊。このうち、「KITAYAMA STREET」は北山街協同組合が2015年2月に発行した情報誌。北山街にゆかりのある人物へのインタビュー記事や寺社、名所・旧跡、イベント情報などを全51ページのボリュームで紹介している。表紙を飾る北山街のイラストが印象的だ。

 伏見地区の伏見大手筋商店街や中書島繁栄会、納屋町商店街など7つの商店街と京都造形芸術大学が協力して制作したのが情報誌「伏見おもてなし手帖」(14年3月発行、A5判、6ページ)。こちらはミニサイズながら、「街を歩けば続々と見つかる」という“変わり物”を掲載しているのが特徴。「16の音で奏でる楽器」(松本佛具店)や両手で支えるのも大変な、大きくて重い「巨大はさみ」(竹市刃物店)などなど、“誌上展覧会”の様相を呈している。

 このほかにも、江戸時代から発展してきた伏見稲荷大社前の本町通りを中心に、伝統職人やその道の達人の店を取り上げた「ワザ持ち町人」(京都造形芸術大学情報デザイン学科が13年7月に発行、A6判、4ページ)や、高瀬川開削400周年を記念して木屋町共栄会など地元4団体が14年10月ごろ発行したイラストマップ「高瀬川さんぽみち 二条〜七条 木屋町そぞろ歩き」(A5判、22ページ)など、京都の伝統・街並みを素材に、わがまちの特徴を巧みに紹介した情報誌が目立つ。

 展示会場は、「コワーキングスペースらくさい(西京区ラクセーヌ商店会近く)」(1月21日〜28日)を皮切りに、コミュニティスペース「ふかふか家(伏見区深見商店街)」(1月29日〜2月10日)、同「古川趣蔵(東山区古川町商店街)」(2月15日〜3月2日)、佛教大学の学外コミュニティキャンパス「ゆいまーる(上京区北野商店街)」(3月7日〜18日)の計4カ所を順番に回る予定。商店街側から展示場所の提供がある場合は、開催場所を増やしていく。会場では、イラストレーターやデザイナーが街への思いを小冊子につづったり、映像化したりした「わたしのマチオモイ帖」(京滋版)の作品も見ることができる。

 木崎さんは「商店街関連の情報誌を一カ所に集めた展示イベントの開催は聞いたことがない。各商店街が、情報誌作成のきっかけづくりや作成上の工夫をどのようにしているのか、学生とはどう協同しているのかなどを知ってもらえれば」と話している。

 「私のまち・私の商店街展」の問い合わせは、京都市産業観光局商工部商業振興課 電話:075−222−3340

(C)時事通信社

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