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店主と短大生が新商品をコラボ【三重県津市一身田商工振興会】 各種連携

2016年01月13日 (水曜日) 17:00

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ブランド品「一身田印」として認定され、販売されている6種類の菓子類(一身田商工振興会の中川隆功会長提供)

 商店街メンバーと地元の短大に通う女子学生とのコラボによる、“わが街一押しの商品”が誕生—。浄土真宗高田派の本山、高田本山専修寺がある三重県津市一身田(いっしんでん)町の商店主などで組織する一身田商工振興会(中川隆功会長、会員68店舗)が、地元の私立高田短期大学と市立三重短期大学と協力して、地域ブランド「一身田印」の認定商品を開発し、販売に乗り出した。第一弾となる今回の計6点は、寺のシンボル「ハス」をモチーフにした菓子類で、発売時には「ほとんど完売した」(中川会長)という人気ぶりだ。

 大学とのコラボ事業については以前から、高田短大の教授との話し合いの中で「何かやってみたい」という意向は示されていたが、今年になって、全国商店街支援センターの「トライアル実行支援事業」への応募をきっかけに、「コラボを本格的にやろう」と事業が具体化した。

 「若い柔軟な女子力を生かした発想で商品開発を」という商店街側の意向で、大学側からは、高田短大キャリア育成学科1年22人、三重短大生活科学科11人の女子学生計33人が参加。商店街(仲之町通り)に店を構える菓子店など6店舗と協力し合って、「レンこんにゃく」(こんにゃく販売の杉甚商店)、「いもはすちゃん」(下津醤油)、「蓮の華」(和菓子の春乃舎)、「お釈迦(しゃか)様の足跡」(たけや製菓)、「蓮ちょこ」(岡田屋菓子店)、「ロータスサンド」(つるや製菓)の6ブランド商品を作り上げた。

 このうち、「いもはすちゃん」は「芋あんをハスの花床に、自家製団子をハスの実に見立てた」、「お釈迦様の足跡」は「レンコンのでんぷん粉を素材に使い、ハスの葉と花を色彩でイメージした」、「ロータスサンド」は「ハス茶を練り込んだようかんをクッキーで挟んだ」などと、それぞれ工夫を凝らした作品に仕上がっている。各店で1月10、11日の2日間、試食・販売を行ったところ、価格1個500円前後でそれぞれ用意した100個から200個はほぼ売り切れたという。

 店によっては、「開発に当たって、毎週お店で打ち合わせを行い、こんにゃくの新しい食べ方などを提案したパンフレットも作った」(杉甚商店)所や、「学生側が10数種類もの企画書を作成し、その中から製作可能なものを相談しながら決めた」(つるや製菓)所もあり、「事業の立ち上げから販売まで半年にも満たない短期間ではあったが、納得のいく商品を完成させることができたのでは」と中川会長。「今後も、各店で一押し品を販売していき、イベントなどの開催時にはセット販売も検討する。第一弾に続き、継続的に『一身田印』に認定される商品の数と質の充実を図り、PRしていきたい」と話している。

(C)時事通信社

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