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巨大「鳴門鯛」の絵が商店街に登場【徳島県鳴門市協同組合鳴門センター街】 地域資源

2015年08月30日 (日曜日) 15:00

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商店街の店舗のシャッターに描かれた「鳴門鯛」(徳島県鳴門市撫養町=むやちょう=の大道商店街)(吉田武博事務局長提供)

 商店街に巨大な鯛(たい)の絵が登場—。徳島県鳴門市のJR鳴門駅前周辺の商店主で組織する、協同組合鳴門センター街は、駅前の「大道商店街」にある組合所有の店舗のシャッターに、特産の「鳴門鯛(だい)」をペインティングし、商店街を訪れる県外客らに地元の名産をPRしている。

組合事務局長の吉田武博さんによると、センター街は、駅前の商業ビル「鳴門ショッピングセンター」などを所有し、店舗貸しなどを行っている組合。今年1月に、大道商店街にある空き店舗を、貸し店舗として購入。直後に、水着専門店「ナルト トランクス」が期間限定(今年の9月末まで)で開業した。しかし、閉店後はシャッターを閉めなければならず、そのままでは、同商店街全体の衰退につながりかねないことから、シャッター絵画による街の活性化策を提案した。

実際の制作は、ショッピングセンターの催事場での催事にたびたび参加し、なじみの深い県立鳴門高校1・2年の美術部員(9人)に依頼。全体の計画や絵の構図など、生徒が中心となって話し合い、8月中旬、約半日かけて、水性ペンキで縦約2.8メートル、横約3.5メートルの大きな絵を完成させた。

赤い鯛、水色の渦潮、黄色の泡、緑のワカメが、バランス良く配置され、「鳴門鯛が渦潮の急流の中で勢いよく泳ぐ様子が描かれ、躍動感あふれる作品に仕上がった」と吉田さん。「フレッシュな地元名産の絵、見たよ!」などと、商店街の人に声を掛けていく通行人も多いという。

吉田さんは「シャッターを閉めたままの空き店舗が多いと、営業している店の皆さんにも迷惑がかかる。他の空き店舗の所有者にも、そうした点を理解してもらえれば、商店街に活気をもたらすことができると思う」と話している。

【鳴門鯛】世界三大潮流の一つとして知られる鳴門海峡の「鳴門の渦潮」でもまれたマダイ。激しい潮流によって、身がよく引き締まり、コリコリとした心地よい弾力感と、豊かな脂の味わいは格別とされている。

(C)時事通信社

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