facebook page

全国各地の商店街のニュースをお届けします! 商店街ニュース

「ひなまつり」で街おこし、初の展示会開催中【愛媛県久万高原町久万町商店街】 イベント

2015年02月25日 (水曜日) 11:00

印刷 メール

約800体の人形で作った「大おひなさまピラミッド」。高さ約3・5メートル、幅各約4メートルのジャンボサイズ(愛媛県上浮穴郡久万高原町にある久万町商店街の「第1回くままちひなまつり」の会場)(久万高原町ひなまつり運営委員会の事務局長の渡辺浩二さん提供)

 春の訪れに心躍るひな人形を飾って、まちを「ひなまつり」の里にしようと、愛媛県上浮穴郡久万高原町(髙野宗城町長)の中心地、久万町商店街で、2月22日から4月26日まで「第1回くままちひなまつり」が開かれている。7000体以上ものひな人形が街のあちらこちらに展示され、町内外の観光客らがきらびやかな光景を楽しんでいる。

 ひなまつり開催のきっかけは、髙野町長が昨年、徳島県勝浦郡勝浦町で恒例となっている、約3万体のひな人形を飾る「ビッグひなまつり」を見学して、感動し、「久万高原町をひなまつりの町にしよう」と思い立ったこと。その後、町の婦人会と町商工会の女性部の役員有志らが勝浦町などひな人形で有名な地域を視察したり、勝浦町の街おこしグループと交流したりして、準備を進めてきた。

 まつりの主催は、久万町商店街の任意団体「くまタウン連盟」のメンバーや町商工会の役員らで構成する「久万高原町ひなまつり運営委員会」(委員長・大野正志町商工会副会長)。街の倉庫を改築し、展示スペースとし、約2100体のひな人形を飾っているほか、約1200メートルの長さがある商店街の各店舗の中や通り沿い、塀や窓など約93カ所にもさまざまな人形が展示されている。

 人形は各家の押入れなどにしまわれたままになっていたものや、町外から贈られたものなどで、昭和初期の珍しい人形もある。勝浦町からも提供を受けた。圧巻なのは、約800体の人形で作った「大おひなさまピラミッド」。高さが約3.5メートル、幅は各約4メートルのジャンボサイズだ。このほかにも、高さ2.5メートルの10段、幅約9メートルのひな壇には約700体がずらりと並んでおり、壮大な風景に、見学者の多くは「すごい」と感嘆している。

 久万高原町は江戸時代から、上方のデコ(人形)芝居の興行が盛んで、人形に親しむ風土があることから、今後、ひな人形で街おこしを進めていくという。

 ひなまつり運営委員会の事務局長、渡辺浩二さんは「勝浦町のみなさんには、『久万高原町は、昔のレトロな街並みが残っており、ひな人形を飾るのにふさわしい』と評価してもらい、『この店にはこんな人形を』といったアドバイスもいただいた。人形を東京から贈っていただいた人もおり、感謝している。その数は今でも、増え続けており、1万体を超えてしまうのではないか。将来、四国のひなまつりでは、『東の勝浦』『西の久万高原』と言われるように、祭りを盛り上げていきたい」と話している。

(C)時事通信社

商店街ニュースの一覧へ