商店街は“モバイル天国” 甲府・朝日通り 無線LAN「0円」 テレビ電話で宅配も
甲府・朝日通り商店街は24日、ICT(情報通信技術)を使った活性化事業をスタートした。公衆無線LANサービス「WiFi(ワイファイ)」を無料で使えるスポットを通り全体に整備。消費者がモバイル端末で、商店街の情報を受信できるようにした。また、「買い物難民」とも呼ばれる高齢者を支援しようと、テレビ電話を使って注文を受け、宅配するシステムの構築も目指している。事業は、産学官民と地元金融機関、地域医療機関などでつくる朝日通り8者コンソーシアムが企画。大学生が中心となって商店街の情報収集を行っているほか、NTT東日本山梨支店がシステムを提供している。
WiFiの基地局は18店舗に整備し、南北約400メートルの通りをほぼカバー。スマートフォン(多機能携帯電話)などをWiFiに接続すると、商店街や店舗の情報を集めた専用ページが立ち上がる。バス停の時刻表を載せたほか、今後は、割引クーポンやお得情報も発信する方針。
子ども向けに、携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」を使ったスタンプラリーも2月上旬から始める。WiFiを無料接続できるのは、1日1回、10分までで、商店街の専用ページは時間に制限なく、閲覧できる。
一方、テレビ電話は、商店街の空き店舗に設けた「チャレンジショップ」と、約2キロ離れた私設の地域コミュニティセンターまゆどき(甲府市大手1丁目)に設置。画面上に表示される一覧から購入する商品を高齢者にタッチして選んでもらったり、口頭で注文を受け、宅配する仕組み。2月から月に数回、試行し、ニーズを探った上で、具体的な実施方法を詰める。高齢者がセンターに集まることで、交流や外出のきっかけづくりにする狙いもある。
山梨県【山梨日日新聞】
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