facebook page

全国の魅力的な商店街をつくるための取り組み事例をご紹介します! 商店街活性化事例レポート

熊本—地震から1年半の、今 震災復興

‘16年4月に発生した熊本地震。それから1年半が経過し、被災地では着々と復旧復興が進んでいる。
甚大な被害を受けた震源地の益城町、そこから5kmの距離にある健軍商店街の今を紹介する。

商店街名 熊本市 健軍商店街振興組合・上益城郡益城町 益城町商工会 /熊本県

倒壊した 核店舗の復活で 復興にさらなる弾みを 【熊本市 健軍商店街振興組合】

     

倒壊したアーケードも修復完了
8月3日、核店舗のスーパーの前には、開店を待ちわびた近隣住民が長蛇の列をつくった。新店舗は、1階の食品フロアが充実していると好評だ

 アーケードと核店舗、そして個人営業の店舗の多くが大きな被害に遭い、一時は機能マヒの状況に陥った健軍商店街。その危機に対峙するため復興委員会を立ち上げ、行政や支援機関と連携しながら復旧復興を進めてきた振興組合の理事たちの努力は、今次々と実を結んでいる。

 2月のアーケードの修復工事完了に続き、8月には核店舗だったスーパーマーケット「サンリブ健軍」が再建され、新たにマルショク健軍店」として営業を再開。近くに同規模のスーパーがないことから、地域住民は、「毎日の買い物が以前のように便利になった」と喜びの声を上げている。

 振興組合相談役の釼羽(みわ)逸朗さんは、「まだまだ復興はこれから」と兜の緒を締める。商店街の近隣では再開発の予定もあり、ほかの商店街や熊本大学との勉強会を重ねて今後の地域のあり方と商店街が進むべき方向性を探っている。


関連リンク:
被災した商店街 復旧・復興へ向けたその足取り(EGAO2016秋号掲載)
 ー震源地からわずか5km。熊本市内でも被害が深刻だった健軍商店街の復旧復興の道のり

仮設商店街が 大きな 役割を担う【上益城郡益城町/益城町商工会】

 震災直後「明日からの生活の目途が立たない」という事業者の悲鳴に商工会がいち早く対応し、その2カ月後から営業を開始した「益城復興市場・屋台村」は、今年10月初旬にその役目を終える。入居していた飲食店や理容店は営業再開の目途が立ち、屋台村から巣立っていく。

 一方、’16年9月に約520世帯が暮らす県内最大の仮設団地の敷地内に設営された「益城テクノ笑店街7(なな)」と、’17年1月に開所した「いくばい益城笑店街」は、今後も営業を続ける見通しだ。町の主要道路である県道の拡幅工事が計画され、県道沿いでの店舗再建を躊躇する動きもあり、ふたつの仮設商店街は、その救済措置にもなっている。


「益城テクノ笑店街7」の名前には、震度7を経験した7店舗が笑って商いをしていく、という意味が込められている。

「益城テクノ笑店街」名物「益城プリン」

プレハブ2棟に飲食店、美容院など7店舗が入居する「いくばい益城笑店街」。

地元住民のほか建設業者も多く利用する

関連リンク:
被災した商店と住民のために「益城復興市場・屋台村」(EGAO2016秋号掲載)
 -10月にその役目を終えた、益城町商工会と一般社団法人まちづくり益城による仮設商店街


  
★「熊本地震から1年。復興から活性化へ」をテーマに開催された「商店街フォーラムIN熊本」(2017年3月)の開催レポートはこちらからご覧いただけます。
商店街フォーラムIN熊本 開催レポート


★バックナンバーEGAO2016秋号は「特集 熊本地震 いま、災害と商店街を考える」がテーマです。
在庫がございますので、配送希望の方はこちらからどうぞ。

 EGAO配送希望・申込み・閲覧
 


  
★この記事は、商店街活性化の情報誌「EGAO」の2017 Autumn(秋号)に掲載されています。
「EGAO」をご覧になりたい方はこちらへ。
▼▼▼
商店街活性化の情報誌「EGAO」


商店街活性化事例レポートの一覧へ