ユニーク競技が目白押し!商店街を舞台に秋のまちなか運動会

10月9日は体育の日でしたが、みなさん最近運動していますか? 3年後の東京オリンピックに向けて各地でスポーツイベントも盛んに行われ、商店街でも集客につなげるためのイベントとしてスポーツを取り入れる動きがあります。

JR福井駅前西口一帯の商店街では、9月に街を舞台にした“まちなか運動会”が開催されました。こちらの運動会の種目は一風変わっていて…その名も「おタマごリレー」や「とまとDE玉入れ競争」などなど、ユニークなネーミングの競技が満載です。おタマゴリレーの様子こちらはとまとDE玉入れ競争。市場に出ないB品の商品だそうですが、投げてしまうのがもったいないくらい美味しそうです!

JR福井駅西口では2011年より再開発工事が行われ、その先にある商店街への波及効果が期待されていましたが、再開発の対象区画となった建物では退店が相次ぎ、街の空洞化が懸念されるように。そこで、街ににぎわいをもたらそうと、2013年よりまちづくり福井(株)が「まちフェス」の開催を企画。工事の影響で利用できなくなった西口広場に代わり、駅前電車通りをイベント会場としました。当初は駅前電車通り周辺を会場としていましたが、2016年に西口再開発ビル開業後その1階の屋根付広場なども会場に加え、今回は7つのエリアで実施。街をあげての一大イベントへと成長していきました。
まちフェスは年4回(6月、7月、9月、10月)行われ、“花花フェス”“ワールドフェスタ”など、毎回違うテーマで催されています。

今回のテーマは、まちなか運動会。県主催のスポーツイベントも同時開催され、来年予定されている福井国体に向け官民一丸となって街を盛り上げました。
当日はどの競技もにぎわいをみせ、今までのまちフェスの中で一番の盛り上がりを感じられるほどに。「こどもすまいるバス綱引き」では、子どもおよそ10人で6tのコミュニティバスを動かし観客を驚かせ!!「足ツボ耐久レース」では5分間痛みに耐える姿が見られるなど…通常の運動会にはない光景に会場は熱気に包まれました。まちづくり福井(株)の岩出麻友子さんは、「今までのまちフェスとは違い、今回は企画の段階から商店街のみなさんと一緒に考えました。運動会の横断幕も協同で作成し、来年開催される福井国体に向けて、駅前が一つになれたと思います」と話してくれました。この団結力を武器に、今後も市街地のさらなる集客力アップを目指します!

「宮古街なか復興市 2017秋」が開催されます。(岩手県宮古市)

来る10月8日(日)、9日(祝)、岩手県宮古市の中心市街地の商店街にて
「宮古街なか復興市」が開催されます。 
すっかり名物となった大人気の秋刀魚の七輪焼き、秋の味覚二種汁や、
大人も子供も夢中になるハロウィンかぼちゃランタンづくり親子体験会、
宮古秋の音楽・芸能祭、宮商デパートチャレンジショップなど
恒例イベントの他、宮古街なかまるごと100円商店街も同時開催。
この連休は、ぜひ宮古の商店街に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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宮古街なか復興市 2017秋
日 時:10月8日(日)・9日(月) 10:00〜15:00
会 場:末広町商店街・大通り1丁目・中央通商店街他

    宮古市中心市街地一帯(少雨結構・荒天中止)

宮古の秋はうまいぞ!!
①秋刀魚の七輪焼き
②秋の味覚二種汁(A.いもの子汁 B.おしるこ)
③秋の味覚産直市
元気な宮古っ子全員集まれ!!
④働くクルマ大集合!
⑤ハロウィンかぼちゃのランタンづくり親子体験会
⑥キャンドル手作り体験
⑦ちびっこハロウィン店歩き
⑧街なかちびっこ広場
⑨スラックライン
宮古秋の音楽・芸能祭
⑩街かど音楽&芸能祭
宮古・地域の絆イベント
⑪宮商デパートチャレンジショップ
⑫はあとふるフェスタ
⑬市民手づくり逸品市あんどフリーマーケット
同時開催:宮古街なかまるごと100円商店街
(各種予定イベントは天候状況等によって変更・中止になる場合があります)
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10月の公募開始と全国あきんどサミット開催のお知らせ

皆さまこんにちは。10月に入り今年も残すところ3か月を切りました。
季節もすっかり秋めいて、何をやるにも良いシーズンです。
意欲的になれる今こそ、活性化に取り組むチャンス!
今月も支援センター各事業の募集を開始しました(募集期間:10/2~10/16)。

詳しくは、
「繁盛店づくり支援事業」
「トータルプラン作成支援事業/入門コース・実践コース」
「トータルプラン作成支援事業/地域商店街活性化法認定支援コース」
「トライアル実行支援事業」
の各募集ページをご確認ください。

また今月13、14日に、北海道富良野市にて
『全国あきんどサミット』が開催されます。
支援センターは10月14日(第2部)を担当します。
各地の先進事例、新しいアイデアやヒントに触れるチャンスです。
ぜひお見逃しなく。

『全国あきんどサミット』 ~まち育てと商店街~
(第14回 共通商品券全国大会 in富良野)

◇日時:【第2部】 10月14日(土) 9:15~13:00
◇場所:富良野文化会館 大ホール (北海道富良野市弥生町1-2 )
◇内容:基調講演、特別講演、パネルディスカッション
◇参加費:2部のみは無料
お申し込み・詳細はこちらをご確認ください

子ども図書館から生まれた商店街の文化

あっという間に9月、秋に入りました。朝晩は、窓を開けるとひんやりとした風が入ってきます。気温18度前後は集中力が高まると言われ、湿度が低く過ごしやすい秋は読書に最適なのだとか。実は、商店街でも、古本市や空き店舗を利用した手作り図書館など、地域住民と商店街の交流のきっかけとして、読書文化を取り入れる動きがあるんですよ!

別府駅の高架下にある北高架商店街(大分県別府市)にも、街のコミュニケーションツールとして一役買っている、小さな図書館があります。元々は、商店街の一角で古いたんすに本が入れられていただけのこの図書館は、フリーマーケットに来ていた子どもたちの提案で2012年に登場ました。子どもたちはこれを「つばめ図書館」と名付け、自分たちで読み聞かせや本の管理も行っていました。
商店街は築50年ほど。以前は空き店舗も多く、駅への近道にもかかわらず通りは閑散としていたため、商店街に人が滞留する仕掛けをつくろうと、店主たちは毎週土曜日のフリーマーケット開催を決意。親に連れられ遊びに来ていた子どもが退屈しないよう、各店舗に絵本を置き、それを読んでいた子どもたちが、「図書館を作りたい」と言ったことがつばめ図書館誕生のきっかけに。

「商店街はただの通り道と化していて、ここに来ることが目的にはなっていない。商店街を魅力的なものにするには、もっと文化的な側面が必要なのではないかと考えました。元々、街中に本があったらいいなと思っていましたし、子どもの教育の観点からも本と触れ合うことは大切だと思っていたので、子どもから図書館をやりたいと言われた時は大賛成でした」と、商店街でレコード店を営む日名子英明さん。
その頃、別府にアートの機運が高まり、JR別府駅と協同で商店街の通り一帯に絵を描くことに。約3年をかけ、壁面、地面、トイレに至るまで絵を描き、つばめ図書館の存在も含めて商店街全体が一つのアート作品として完成しました。
その後、図書館は子どもたちの手を離れ各店舗の店主が引き継ぎました。子ども向けの本以外も置くと、足を止める人の姿が徐々に増えていき、「こんな本があるならこれもおすすめ」と提供者も次々と現れ、本が収まりきらなくなり今回の書棚の完成へと至りました。現在本の数は200冊ほど。「こんな本は置いてないの?」などの問い合わせもあり、本をきっかけにお客さんと店主の間に会話が生まれ、商店街が少しずつにぎやかになっていきました。さらに図書館の横にはピアノも設置され、時折ピアノの優しい音色が街に流れます。商店街のいたるところに各店が用意したイスが置かれ、お店に入らなくても気軽に休憩できるような気づかいも。
「図書館と言えるほど大きな存在ではないですが、本をきっかけに人と人がつながったり、店の外のイスでコーヒー片手に一休みしてもらったり、ゆっくりとした時間を過ごしながら、本に触れて少しでも多くの時間を商店街で過ごしてもらえたらと思っています。」と日名子さんは話してくれました。いつもは買い物をしている商店街で、本やアートに触れて秋のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?

プロから教わる「まち歩きツアー」企画の極意

市民をガイドに起用して、ここ5年間で延べ1800を超えるまち歩きツアーを企画運営し、リピーター数をグングン増やしている「まいまい京都」という団体があります。ユニークな企画を出し続け、最近ではNHKのまち歩き番組「ブラタモリ」にも登場するようになった「まいまい京都」さんに、その成功の秘訣をうかがってまいりました。

「まいまい京都」さんが考える “まちの魅力”とは、ズバリ“人の魅力”。
どんなまちにも歴史があり、知ると面白いモノやコトがあるわけで、その魅力を伝えられる人がいるかどうかが、カギなのだそうです。

まちの魅力を伝えられる人というのは、まちに強い愛情を持っている人。
そういう人がガイドになって参加者と一緒に歩くと、ガイドの“まちへの愛”が参加者にも伝染していく―――こうしてツアーは成功し、リピーターが増えていきます。

ツアー参加者は地元の人が多いので、結果、「まいまい京都」のツアーは、地元愛を育んでいるそうです。「通勤途中に見える景色が面白くなった」とか「毎日の生活が豊かに感じられるようになった」などというお客さまからの声が寄せられているとのこと。

なので、「まいまい京都」は、ツアーの企画ガイド探しを最も重要だと考えています。ガイドは、資格不要。ガイド歴ゼロという方も多いとのこと。人づてに紹介してもらったり、書籍、論文、ブログ等を読んだりして情報収集し、「この人は面白い!」という人にたどりつけば、熱心に口説き落とします。地元に詳しい人、趣味を深めている人、仕事を極めている人など、ジャンルは様々だとか。

コースの選定は、ガイドさんならではの感覚にほぼお任せ。「この人でないとできない!」という企画を立てることが大切だそうです。
例えば、
地元店主さんであれば、「自分の仕事と絡めて工房やお店めぐり」
趣味の人であれば、「その趣味にとことんこだわった偏愛ツアー」
など。ただし、ルートは欲張らず、1.5キロ~2.5キロぐらい距離を2時間ぐらいでゆっくり巡ることが多いそうです。
(ツアー料金は、ツアーにもよるそうですが、お一人2500円ぐらいとのこと。1グループの構成はお客さん15~20名+ガイド+事務局スタッフ)

実施運営にはお金をかけない!というのが大前提。事務所も、スタッフの雇用も不要です。広告宣伝費もゼロ。必要なのはWebサイト(99%がWebからの集客とのこと)とマイクと手旗だけ。ツアーのPRは、Facebook、Twitter、過去の参加者へのメール配信、プレスリリース、ネットメディアへの掲載依頼等、無料の手段を使って、日々情報発信を積み重ねてゆくのだそうです。

皆さんの周囲にも、地域や商店街を愛しその魅力を語りつくせる面白い人がいらっしゃるのではないでしょうか。そういう方にご協力いただき、まち歩きを企画してみるのはいかがですか?

※その他のinfo.(思いつくまま順不同)
・ガイドさんの謝金は、ツアー料金×参加人数の半分ぐらい。
・お客さんにアンケートを書いてもらい、必ずデータにして分析する。マイナスの意見に関しては、同行の事務局スタッフが客観的な立場からコメントを入れる。(例えば、お客さんが「時間が短かった」というコメントがあった場合、実際にツアーの内容が盛りすぎで時間が足りなかったのか、それともそれはそのお客さんの個人的な感覚でツアーとしては問題ないか、ということを同行スタッフが感じるままにコメントとする)それを後に分析して、必要に応じて次回のツアーに反映させる。⇒「まちゼミ」に似ているな~と思いました。
・ツアーの内容の細部までお客さんに事前に教える必要はないが、ツアーの特徴を的確にコースタイトルに打ち出す必要有。⇒これも「まちゼミ」っぽいですよね。
・現地集合・現地解散。宿泊の手配、チケットの手配をしていなければ運営サイドは旅行業務取扱管理者の資格は不要。

以上です。