Archive for the ‘全般’ Category

創業100年超の老舗看板が、街の魅力を伝える。

8月28日(火)配信の商店街ニュースでご紹介した、新潟県上越市本町3・4・5丁目商店街振興組合連合会。創業100年以上の老舗の店々にスポットを当て、創業当時の売り物や商売を模した絵看板を設置しています。
ニュースでは紹介しきれなかったユニーク看板を一挙にご紹介します!

「スイングシューズオオシマ」創業250年(旧)下駄屋
「大杉屋惣兵衛」創業426年(旧)飴屋
「山田八百屋」創業150年(旧)八百屋
「いわしや薬局」創業350年(旧)旅籠
「ヘアーサロンウエノ」創業130(旧)髪結床
「市川手芸店」創業110年(旧)表具師
実は江戸時代の看板は、字の読めない庶民のため、店の業態がわかりやすいデザインで作られていたそうです。創業時と店の形態が変わっているところもあるので、昔は〇〇屋さんだったの!?という発見も楽しめそうですね。

この取り組みは「高田本町百年商店街プロジェクト」の第1弾として行われたもの。本町には歴史ある店が数多く存在し、点在するこれらの店を “まちに残る史跡”として商店街がつなぎ、街の魅力を発信していこうというプロジェクトです。
ご紹介できてない看板もまだまだありますので、江戸人になったつもりで看板めぐりに出掛けてみてはいかがでしょうか♪

取組みの詳細は、商店街ニュースをご覧ください。

今年の夏も背筋がゾクリ―舞鶴・三条商店街でホラーハウスのオープン間近!

今年もお化けの季節がやってきました。京都府舞鶴市の三条商店街では、間もなくホラーハウス(お化け屋敷)がオープンします!
日本遺産の旧軍港の赤れんが倉庫群などを訪れる観光客を回遊させて街の賑わいにつなげようと、商店街関係者、地域住民の有志が福知山公立大学の学生と協働で2016年から始めたこの取組みも、今年で3年目。舞鶴の夏の風物詩としてすっかりお馴染みとなりました。

今年のタイトルは「ロシア病院の謎」。
実は、地元青葉山の麓にある青葉山ろく公園の端に、旧海軍第三火薬廠というコンクリートの建物跡があり、そこが兵器工場だったにもかかわらず、心霊マニアの間でなぜか「ロシア病院」と呼ばれるようになったというのです。そんな地元のリアルな廃墟スポットを題材にすることで、より多くの人々の関心を呼び、地域活性化につなげたいと、今回のホラーハウスは企画されました。会場は、現在活動を停止している東舞鶴実業会館。近畿財務局の管理下にある土地を有効活用し、特定国有地のPRも兼ねたアトラクションイベントを目指しています。

実行委員会及び地元の有志、大学生が協力し、お化けはすべて手作り。マネキンを使い、できるだけリアルに見えるように工夫されたお化けはおどろおどろしい出来栄えで、暑い舞鶴の夏の夜にとびっきりの涼気をもたらすこと間違いなしです。


今年のホラーハウスは、市民の縁日といわれているイベント「はまっこ夜の市」(土曜の市)とコラボ形式で実施されます。開催期間は、6月30日(土)から8月19日(日)までの午後1時~7時。(夜の市の開催日6月30日、7月7・14・21日は午後9時まで)。入場料500円(中学生以下は無料)です。

昨年の取組みから益々グレードアップされているご様子。お客様の反応が楽しみですね!

アニメの街の大盤振る舞いスタンプラリー 【東京都練馬区大泉学園駅周辺6商店会】

関東地方まで梅雨入りしましたね。

ジメジメした時期に入る少し前の先月、
楽しいスタンプラリーに参加してきました。

東京都練馬区の大泉学園は、アニメ制作事業者が多数存在し、
銀河鉄道999の作者松本零士氏をはじめ多くの漫画家が住むことから、
日本アニメ発祥の地と言われています。

その駅周辺の6つの商店街が開催する「アニメの街のスタンプラリー」。



東大泉商栄会、大泉学園駅南口商店会、学芸大前通り商店会、東大泉仲町銀座商店街、ロードふじみ商店会、井頭商店会からなる大泉学園駅周辺6商店会が、大泉学園をもっと元気にしたいという思いからこのスタンプラリーを始めたのは3年前とのこと。
スタンプは各商店街に一か所ずつと、駅前商業施設「ゆめりあフェンテ」の合計7か所に置かれています。



スタンプの設置店舗が日替わりで変わる商店街もあり、一軒一軒お店の中を覗いてスタンプのありかを探す楽しみもあります。

すべて網羅するとかなり広域になる商店街を、楽しみながらくまなく歩いてもらおうというのが狙いだそうです。狙い通り、期間中は普段見かけない親子連れがたくさん商店街を歩いていました。商店街のお店を広く知ってもらう機会となったようです。

最終日の大抽選会では、スタンプの数に応じてガラポンを3回まで回せます。一等ロードバイク(大人用、子供用各一台)をはじめ、キャンプセットや商品券など豪華景品の他、参加賞も豊富に用意された空くじなしの太っ腹抽選会です!

「とにかくたくさんの方に喜んでいただきたいので、景品の数は頑張りました」とロードふじみ商店会の荒木正巳会長。

参加していた子供は「去年たくさん景品がもらえたので、今年も楽しみにしていました。こんなにもらったよ。」と、嬉しそうに参加賞の景品を見せてくれました。

単独では店舗数が少ない商店会もあることから、6商店街はこのスタンプラリー以外にも協力して活性化に取り組んでいます。地元在住の松本零士氏に依頼して誕生した商店街のキャラクター「ゆめーてる」ちゃんもその一つ。6つの商店街が力を合わせるシンボルとして、商店街ごとに服の色が違う「ゆめーてる」ちゃんが商店街を盛り上げています。



その他にも、6商店街で駅周辺マップを作成。写真をふんだんに使用したA4判16ページの情報誌として、付近のイベントやスポット情報が商店街のお店紹介とともに見やすくまとめられています。



「大泉学園は、駅を挟んで北側はアニメの街、南側は白子川の源流と豊かな自然が残る地域。植物学者牧野富太郎の居宅跡である牧野記念庭園には、あまり知られていないが世界的に貴重な植物も多数生育しています。将来的にはこの豊かな地域の資源を更なる活性化に繋げられたら」と荒木会長。アイディアは尽きません!

街全体で2人を祝福!商店街のアットホームウェディング

最近、近所の酒屋さんでは店の軒先をツバメが行ったり来たり。その度に顔を出す赤ちゃんに癒される毎日です…。幸せを運んでくれると昔から人々に大切にされてきたツバメ、実は商売繁盛をもたらしてくれる存在でもあるそうで…。

兵庫県神戸市の岡本商店街では、そんな“幸せの象徴ツバメ”のように、“幸せな結婚式”で商店街を盛り上げようと取り組みを始めました。

「いつもの街にふと花嫁さんが歩いていたら幸せな気分になるのでは…」そんな思いから立ち上がった、商店街ウェディングプラン。高級住宅地としても名高いこの地域は、ファッション店・雑貨店・カフェなど女性に人気のショップが多く建ち並び、入り組んだ路地と石畳の景観がおしゃれな街並みを演出しています。5月13日に商店街での結婚式が行われ、参列した女性からは「海外にいるみたい…」なんて声も上がったそうです。そんなおしゃれな街並みをフルに活用し、商店街をパレードしたり披露宴を2度行うなど、通常の式ではなかなか味わえない内容となりました。
当日はまず、親族と親しいご友人50名で駅前のカフェにてプチ披露宴を開催。その後、通りを歩く買い物客にも見守られながら、メイン通りにある銀行前にて挙式。岡本商店街のアイドルグループ石だたみボーイズもお祝いに駆け付け、ダンスのプレゼントで新郎新婦を祝福しました。こちらが石だたみボーイズのみなさん。イケメンぞろいです!全国デビューも果たし、イベント時には応援に駆け付ける仲間思いの熱き男たちです。

その後は、2度目の披露宴を開催。会場までは、神戸らしいJAZZの生演奏を響かせながら商店街をパレードし、街全体で2人の門出をお祝いしました。JAZZの生演奏で街をパレードだなんて、ロマンチックですよね~。

「今回、オール岡本で結婚式を行いました。ウェディングケーキは洋菓子店、ブーケは花屋、招待状は文具雑貨店、といった感じで。20軒ほどのお店がこのウェディングプランに協力してくれて、式場のセッティングも商店街の人たちに準備していただきました。みなさんその道のプロなので逆にアドバイスをいただくこともあり、式を行う側としても安心してお任せできました。当日はあいにくの雨でしたが、買い物中のお客さんからもお祝いの言葉をいただけて、とても心に残る1日となりました。」

そう語るのは、岡本商店街振興組合で事務長を務める道法美子さん。なんと、今回モニターとして道法さんが自身の結婚式をプランニングしたそうです。この岡本商店街ウェディングは、今後事業化して一般申込みも受け付けます。式に必要な物の大部分が商店街で揃うため、通常に比べて格段にコストダウンでき、また、街全体が結婚式場に成り得ることで、招待客を呼びきれない場合も気軽に見に来てもらえるなどフレキシブルな対応が可能です。

商店街全体で取り組むことで、集客・宣伝・イメージアップにつながり、街の活性化に一役買ってくれるのではないかと商店街関係者は期待を寄せています。

「岡本商店街ウェディング」のお問い合わせは、岡本商店街振興組合事務局まで。
TEL:078-412-3096

急な雨にも一安心。お客さんも商店街もWin-Winなシェア傘作戦始動!

最近、東京では春とは思えないほど暑い日が続きましたが、一変今日はひんやりと肌寒くなりました。土曜日には雨も降るようですが、お出掛けの時の傘って荷物になって面倒ですよね…「こんな時、外出先に自由に使える傘があったらいいのに…」と思っていたら!

「シェア傘あります。」

と、嬉しいお知らせを見つけました。
仙台市若林区の連坊小路にある2つの商店街が実施している取組みで、先月の24日にスタートしたばかり。傘は65cmと大きめで男性や親子連れにも安心のサイズです。連坊小路が昔、筆問屋の街として栄えていたことから、筆書きをイメージしたデザインがあしらわれています。この傘の貸し出しサービスを行っているのが、連坊商興会とむにゃむにゃ通り商店街商興会。約80店に3~5本ほどが常備され、利用客はサービス実施店ならどの店に返却しても大丈夫だそうです。これは便利!

なぜ「シェア傘」を始めたのか。―この企画の発起人である連坊商興会の武者達次郎さんにお伺いしたところ、なんでも交通の利便化が原因だとか。
連坊小路は中心市街地から徒歩15分と少し離れた場所にあり、市街地に向かう途中の人が利用客として訪れていました。ところが、近年の地下鉄開通や道路拡幅工事で交通の便が良くなると、通りは市街地への単なる通過点と化してしまったそうです。

そこで商店街の存在をアピールしようと、武者さんが隣接するむにゃむにゃ通り商店街商興会に声をかけ、両商興会の若手が一致団結!集客力アップへの一歩を踏み出しました。

実は、2つの商興会が協力して取組みを行うのは今回が初めてのこと。一過性のイベントでは意味がないとアイデアを出し合い、「持続的」、「回遊性」、「両商店街で共有可能」など、ポイントを絞り今回の「シェア傘」に辿りつきました。「傘なら費用もあまりかからず場所も取らない、なおかつお客さん自身が広告塔となって商店街を宣伝してくれると考えました。」と、武者さん。今後は雨の日セールなど傘に関わるイベントやサービスを行っていこうと、次なる展開に意欲を燃やしています。雨の日は憂鬱に思うことが多いですが、この取組みを知り梅雨の時期が少し待ち遠しくなりました。
連坊小路に傘の花が咲き誇る日が訪れるのが楽しみです!