Archive for the ‘商店街訪問’ Category

アニメの街の大盤振る舞いスタンプラリー 【東京都練馬区大泉学園駅周辺6商店会】

関東地方まで梅雨入りしましたね。

ジメジメした時期に入る少し前の先月、
楽しいスタンプラリーに参加してきました。

東京都練馬区の大泉学園は、アニメ制作事業者が多数存在し、
銀河鉄道999の作者松本零士氏をはじめ多くの漫画家が住むことから、
日本アニメ発祥の地と言われています。

その駅周辺の6つの商店街が開催する「アニメの街のスタンプラリー」。



東大泉商栄会、大泉学園駅南口商店会、学芸大前通り商店会、東大泉仲町銀座商店街、ロードふじみ商店会、井頭商店会からなる大泉学園駅周辺6商店会が、大泉学園をもっと元気にしたいという思いからこのスタンプラリーを始めたのは3年前とのこと。
スタンプは各商店街に一か所ずつと、駅前商業施設「ゆめりあフェンテ」の合計7か所に置かれています。



スタンプの設置店舗が日替わりで変わる商店街もあり、一軒一軒お店の中を覗いてスタンプのありかを探す楽しみもあります。

すべて網羅するとかなり広域になる商店街を、楽しみながらくまなく歩いてもらおうというのが狙いだそうです。狙い通り、期間中は普段見かけない親子連れがたくさん商店街を歩いていました。商店街のお店を広く知ってもらう機会となったようです。

最終日の大抽選会では、スタンプの数に応じてガラポンを3回まで回せます。一等ロードバイク(大人用、子供用各一台)をはじめ、キャンプセットや商品券など豪華景品の他、参加賞も豊富に用意された空くじなしの太っ腹抽選会です!

「とにかくたくさんの方に喜んでいただきたいので、景品の数は頑張りました」とロードふじみ商店会の荒木正巳会長。

参加していた子供は「去年たくさん景品がもらえたので、今年も楽しみにしていました。こんなにもらったよ。」と、嬉しそうに参加賞の景品を見せてくれました。

単独では店舗数が少ない商店会もあることから、6商店街はこのスタンプラリー以外にも協力して活性化に取り組んでいます。地元在住の松本零士氏に依頼して誕生した商店街のキャラクター「ゆめーてる」ちゃんもその一つ。6つの商店街が力を合わせるシンボルとして、商店街ごとに服の色が違う「ゆめーてる」ちゃんが商店街を盛り上げています。



その他にも、6商店街で駅周辺マップを作成。写真をふんだんに使用したA4判16ページの情報誌として、付近のイベントやスポット情報が商店街のお店紹介とともに見やすくまとめられています。



「大泉学園は、駅を挟んで北側はアニメの街、南側は白子川の源流と豊かな自然が残る地域。植物学者牧野富太郎の居宅跡である牧野記念庭園には、あまり知られていないが世界的に貴重な植物も多数生育しています。将来的にはこの豊かな地域の資源を更なる活性化に繋げられたら」と荒木会長。アイディアは尽きません!

カエル尽くしの週末~松本市なわて通り商店街~

18日(日)に、長野県松本市のなわて通り商店街に「松本かえるまつり」を見に行きました。

なわて通り商店街は、ナワテ通り商業協同組合、縄手商業会によって構成されています。

松本城の近くを流れる女鳥羽川の川沿いの300メートル程の道に約40店舗が並ぶこの商店街には、昭和47年からカエルをご神体にした「カエル大明神」が祀られていています。

当日スタンプラリーのポイントでもあった「カエル大明神」。お祈りをしてからスタンプを押す姿が多く見られました。

平成13年、この通りは再開発で、現在の江戸時代の長屋風の建物が並ぶようになりました。それを機に、商店街、住民、信州大と松本大の学生たちが「なわて通りで遊ぼうよ!プロジェクト」を立ち上げ、この「かえるまつり」が生まれました。カエルを掘り起こすことで先人の想いを今に蘇らせようと、平成14年に第1回が開催されたこのお祭りは、今年で16年目を迎えています。

お祭りの当日は、カエルをモチーフした雑貨などをつくる作家たちが全国から集まり屋台を並べる「かえる市場」が開催されている一方で、商店街の各店舗もまるで競い合うかのようにカエル関連の商品を店先に展示します。カエルグッズを身に着けて歩いている人も多く、通りはカエルで溢れていました。

このカエル尽くしの商店街を舞台に、様々な催しが繰り広げられました。
(プログラムはこちらです
「第16回松本かえるまつり プログラム」

例えば「ケロウィン」は、ハロウィンを模した子供の催しです。カエルの衣装を身に着けた子どもたちが「お菓子をくれなきゃいたずらするケロ~!」の合言葉とともに参加店舗(21店舗)を廻って、お菓子をもらっていました。

祭りの運営で重要な役割を担うのは、地元の大学生たち。「ケロウィン」などの催しを実行する他、通りの装飾やワークショップなどの企画・運営、受付など多くの役割をこなしています。
卒業後も有志OBとして遠方より駆けつけ、祭りをバックアップする者もいるとのこと。
彼らが一所懸命に祭りをサポートしている姿が清々しく、とても印象に残りました。

「ケロウィン」の様子。カエルに扮した子どもたちは、学生たちと一緒にお店を廻ります。

受付&スタンプラリーの様子。クイズでお出迎えしています。

この「かえるまつり」については、商店街ニュースにも掲載しています。「なわて通り商店街」と「カエル」の歴史的な関係が気になる、という方は是非、こちらも合わせてお読みください。⇒商店街ニュース(2017/6/20)水辺の商店街「なわて通り」がカエルで溢れる!

パンのマルシェの商店街―再生の秘訣!【福山本通商店街】

おとといの4月12日は、パンの記念日だったそうです。(そして毎月12日はパンの日なんだそうですよ)ご存知でしたでしょうか?
天保13(1842)年の旧暦4月12日に、伊豆韮山代官の江川太郎左衛門英龍という人が軍用の携帯食として乾パンを作ったのが、日本で初めて焼かれたパンとのこと。

ところで、パンのイベントは、全国の商店街で最近よく開催されるようになりましたね。

2013年から「パンのマルシェ」を開催している広島県福山市。
そのイベント発祥の地である福山本通商店街では、現在、パンのマルシェが進化して、パン、ロハス、アンティークをテーマに、「ガーデンマルシェ」が年に2回開かれています。

マルシェに出店した人気のベーグル工房が、空店舗を改装してできたスペースで営業を開始するなど、イベントと空き店舗対策が上手くリンクしている模様です。

こうした取組みによって、“深みのある大人の街、感性の高い街”を目指している福山本通商店街。その取組みの詳細を、「EGAO」でも取り上げてみました。

この事例は、「地域商店街活性化法認定支援事業」の活用事例でもあります。

記事はこちらです!⇒ 個店をつくる。【福山本通商店街】

ノスタルジックな「雨の日商店街」を満喫しました!【愛知県豊橋市大豊商店街】

皆様、こんにちは。
週末に、愛知県豊橋市の大豊商店街(協同組合)に行ってまいりました。

戦後の高度経済成長期、昭和30年代の後半に、市街地の限られた土地を活用するために水路の上を塞ぐ形で建てられた、「水上ビル」。その築50年を超えた古いビルの1階に連なるアーケード商店街「大豊商店街」は、お菓子や花火、文具の卸問屋、はちみつ屋さん、小鳥屋さんなど、昭和の面影が色濃く残る専門店が並ぶ中に、セレクトショップやクラフトビール・バーなど若い店主による新感覚のお店がところどころ混じり、時代やジャンルを超えた不思議な雰囲気を醸し出している商店街です。

その大豊商店街が、梅雨時でも快適に買い回りが楽しめるアーケード商店街の利点を生かして、6月18、19日と25、26日の週末に、 空き店舗を活用した「雨の日商店街」というイベントを開催しました。

商店街ニュース「6月限定の『雨の日商店街』開催」2016.6.14

水上ビルの歴史や魅力を地元の人に再発見してもらいながら、昔ながらの商店街の楽しさも味わってもらいたいと企画されたこのイベントは、通常営業のお店に加え、建物のノスタルジックな雰囲気に合わせた昭和レトロな古道具屋やおもちゃ屋、ヨーロピアン・アンティーク、手作り雑貨や菓子などを扱うお店が空き店舗や空きスペースに臨時出店し、年配の方たちだけでなく、多くの若い世代も惹きつけていました。

開業をめざす出店者のチャレンジの場になったり、大家と店子とのマッチングの場にもなったりと、商店街と若きクリエーターがつながるきっかけにもなっているとのこと。今後の展開が楽しみですね。

豊橋市からも、「出張まちなかライブラリー」が出店し、まちなかの特色あるお店からのオススメの本などが、お店の紹介とともに、展示してありました。

「雨」「古い」というともすればマイナスに傾きがちなイメージを逆手にとって、古くて懐かしく、それでいてお洒落で新しい感性が溢れる空間をつくりだした「雨の日商店街」。
主催者の方々のアイデアがいたるところに光っていました!

一身田を訪れました!

皆さんこんにちは。11日に三重県津市の一身田に行ってきました。

一身田は、真宗高田本山専修寺の寺内町としての歴史を持つ町です。この連休は、お七夜という、一年で最も大きな法会があったため、多くの人々で賑わっていました。

その日は、一身田印認定商品の初披露の日でもありました。
地元の2つの短期大学と一身田商工振興会がタッグを組んで、お寺で咲く「蓮」をテーマにつくりだした地域ブランドの認定商品(6商品)。
それを販売する、女子大生たちのさわやかな声が商店街に響いていました。

一身田商工振興会は、平成24年度から昨年度まで「繁盛店づくり支援事業」を中心に取組みを行ない、店主同士や地域との連携体制を着実に固めてきました。
そして本年度、短期大学、寺、自治会、市、銀行などと協力し合い一身田印認定協議会を立ち上げ、「トライアル実行支援事業」をフル活用しながら、地域ブランドの育成に努めています。

(関連する商店街ニュース)

4年前に「1日の体験コースだから、試しに受けてみよう」と気軽に踏み出した最初の一歩(繁盛店づくり支援事業)が、息の長い活性化の第一歩になったとのこと。

弊社の事業を十二分に活用して歩を進めていただき、とても有難い気持ちです。これからも、地域一丸となって、是非突き進んでいただきたいです!

現在、「繁盛店づくり支援事業」は入門編(1日のコース)、募集中。
19日(火)が締め切りです。
1年前の記事になりますが、一身田の繁盛店づくり事業の様子は、こちらに詳細があります。

http://www.syoutengai-shien.com/case/report/article/2014autumunkasseikajirei01.html