Archive for the ‘商店街訪問’ Category

カエル尽くしの週末~松本市なわて通り商店街~

18日(日)に、長野県松本市のなわて通り商店街に「松本かえるまつり」を見に行きました。

なわて通り商店街は、ナワテ通り商業協同組合、縄手商業会によって構成されています。

松本城の近くを流れる女鳥羽川の川沿いの300メートル程の道に約40店舗が並ぶこの商店街には、昭和47年からカエルをご神体にした「カエル大明神」が祀られていています。

当日スタンプラリーのポイントでもあった「カエル大明神」。お祈りをしてからスタンプを押す姿が多く見られました。

平成13年、この通りは再開発で、現在の江戸時代の長屋風の建物が並ぶようになりました。それを機に、商店街、住民、信州大と松本大の学生たちが「なわて通りで遊ぼうよ!プロジェクト」を立ち上げ、この「かえるまつり」が生まれました。カエルを掘り起こすことで先人の想いを今に蘇らせようと、平成14年に第1回が開催されたこのお祭りは、今年で16年目を迎えています。

お祭りの当日は、カエルをモチーフした雑貨などをつくる作家たちが全国から集まり屋台を並べる「かえる市場」が開催されている一方で、商店街の各店舗もまるで競い合うかのようにカエル関連の商品を店先に展示します。カエルグッズを身に着けて歩いている人も多く、通りはカエルで溢れていました。

このカエル尽くしの商店街を舞台に、様々な催しが繰り広げられました。
(プログラムはこちらです
「第16回松本かえるまつり プログラム」

例えば「ケロウィン」は、ハロウィンを模した子供の催しです。カエルの衣装を身に着けた子どもたちが「お菓子をくれなきゃいたずらするケロ~!」の合言葉とともに参加店舗(21店舗)を廻って、お菓子をもらっていました。

祭りの運営で重要な役割を担うのは、地元の大学生たち。「ケロウィン」などの催しを実行する他、通りの装飾やワークショップなどの企画・運営、受付など多くの役割をこなしています。
卒業後も有志OBとして遠方より駆けつけ、祭りをバックアップする者もいるとのこと。
彼らが一所懸命に祭りをサポートしている姿が清々しく、とても印象に残りました。

「ケロウィン」の様子。カエルに扮した子どもたちは、学生たちと一緒にお店を廻ります。

受付&スタンプラリーの様子。クイズでお出迎えしています。

この「かえるまつり」については、商店街ニュースにも掲載しています。「なわて通り商店街」と「カエル」の歴史的な関係が気になる、という方は是非、こちらも合わせてお読みください。⇒商店街ニュース(2017/6/20)水辺の商店街「なわて通り」がカエルで溢れる!

パンのマルシェの商店街―再生の秘訣!【福山本通商店街】

おとといの4月12日は、パンの記念日だったそうです。(そして毎月12日はパンの日なんだそうですよ)ご存知でしたでしょうか?
天保13(1842)年の旧暦4月12日に、伊豆韮山代官の江川太郎左衛門英龍という人が軍用の携帯食として乾パンを作ったのが、日本で初めて焼かれたパンとのこと。

ところで、パンのイベントは、全国の商店街で最近よく開催されるようになりましたね。

2013年から「パンのマルシェ」を開催している広島県福山市。
そのイベント発祥の地である福山本通商店街では、現在、パンのマルシェが進化して、パン、ロハス、アンティークをテーマに、「ガーデンマルシェ」が年に2回開かれています。

マルシェに出店した人気のベーグル工房が、空店舗を改装してできたスペースで営業を開始するなど、イベントと空き店舗対策が上手くリンクしている模様です。

こうした取組みによって、“深みのある大人の街、感性の高い街”を目指している福山本通商店街。その取組みの詳細を、「EGAO」でも取り上げてみました。

この事例は、「地域商店街活性化法認定支援事業」の活用事例でもあります。

記事はこちらです!⇒ 個店をつくる。【福山本通商店街】

ノスタルジックな「雨の日商店街」を満喫しました!【愛知県豊橋市大豊商店街】

皆様、こんにちは。
週末に、愛知県豊橋市の大豊商店街(協同組合)に行ってまいりました。

戦後の高度経済成長期、昭和30年代の後半に、市街地の限られた土地を活用するために水路の上を塞ぐ形で建てられた、「水上ビル」。その築50年を超えた古いビルの1階に連なるアーケード商店街「大豊商店街」は、お菓子や花火、文具の卸問屋、はちみつ屋さん、小鳥屋さんなど、昭和の面影が色濃く残る専門店が並ぶ中に、セレクトショップやクラフトビール・バーなど若い店主による新感覚のお店がところどころ混じり、時代やジャンルを超えた不思議な雰囲気を醸し出している商店街です。

その大豊商店街が、梅雨時でも快適に買い回りが楽しめるアーケード商店街の利点を生かして、6月18、19日と25、26日の週末に、 空き店舗を活用した「雨の日商店街」というイベントを開催しました。

商店街ニュース「6月限定の『雨の日商店街』開催」2016.6.14

水上ビルの歴史や魅力を地元の人に再発見してもらいながら、昔ながらの商店街の楽しさも味わってもらいたいと企画されたこのイベントは、通常営業のお店に加え、建物のノスタルジックな雰囲気に合わせた昭和レトロな古道具屋やおもちゃ屋、ヨーロピアン・アンティーク、手作り雑貨や菓子などを扱うお店が空き店舗や空きスペースに臨時出店し、年配の方たちだけでなく、多くの若い世代も惹きつけていました。

開業をめざす出店者のチャレンジの場になったり、大家と店子とのマッチングの場にもなったりと、商店街と若きクリエーターがつながるきっかけにもなっているとのこと。今後の展開が楽しみですね。

豊橋市からも、「出張まちなかライブラリー」が出店し、まちなかの特色あるお店からのオススメの本などが、お店の紹介とともに、展示してありました。

「雨」「古い」というともすればマイナスに傾きがちなイメージを逆手にとって、古くて懐かしく、それでいてお洒落で新しい感性が溢れる空間をつくりだした「雨の日商店街」。
主催者の方々のアイデアがいたるところに光っていました!

一身田を訪れました!

皆さんこんにちは。11日に三重県津市の一身田に行ってきました。

一身田は、真宗高田本山専修寺の寺内町としての歴史を持つ町です。この連休は、お七夜という、一年で最も大きな法会があったため、多くの人々で賑わっていました。

その日は、一身田印認定商品の初披露の日でもありました。
地元の2つの短期大学と一身田商工振興会がタッグを組んで、お寺で咲く「蓮」をテーマにつくりだした地域ブランドの認定商品(6商品)。
それを販売する、女子大生たちのさわやかな声が商店街に響いていました。

一身田商工振興会は、平成24年度から昨年度まで「繁盛店づくり支援事業」を中心に取組みを行ない、店主同士や地域との連携体制を着実に固めてきました。
そして本年度、短期大学、寺、自治会、市、銀行などと協力し合い一身田印認定協議会を立ち上げ、「トライアル実行支援事業」をフル活用しながら、地域ブランドの育成に努めています。

(関連する商店街ニュース)

4年前に「1日の体験コースだから、試しに受けてみよう」と気軽に踏み出した最初の一歩(繁盛店づくり支援事業)が、息の長い活性化の第一歩になったとのこと。

弊社の事業を十二分に活用して歩を進めていただき、とても有難い気持ちです。これからも、地域一丸となって、是非突き進んでいただきたいです!

現在、「繁盛店づくり支援事業」は入門編(1日のコース)、募集中。
19日(火)が締め切りです。
1年前の記事になりますが、一身田の繁盛店づくり事業の様子は、こちらに詳細があります。

http://www.syoutengai-shien.com/case/report/article/2014autumunkasseikajirei01.html

東海道の宿場町 保土ヶ谷の元気の源泉!商店街の銭湯を地域資源にしたイベントに参加してきました!!

東海道五十三次4番目の宿場町、横浜市保土ヶ谷。
歴史的背景のある町が、旧東海道の宿場町として栄えたかつての賑わいを少しでも取り戻したい!そんな思いで企画されたイベントに参加させていただきました。このイベントは、JR横須賀線保土ヶ谷駅西口商店街にある銭湯「第二常盤湯」(神奈川県横浜市)を地域資源の核として、そこから広がる商店街を「温泉宿」に見立て参加者に街を巡ってもらうといったもの。

午後3時に保土ヶ谷駅に集合。本日スタッフの方は浴衣姿。なぜか男性は女性ものの浴衣・・

街のそこここに地域の歴史を説明した看板があったり、自動販売機が趣のあるデザインだったり、旧東海道の雰囲気を味わいつつ、スタッフの説明を聞きながら街を歩きます。
街を一通り巡った後、希望の人は浴衣を着せてもらいます。 馬子にも衣装・・
商店街支援センター代表!いなせな(?)若旦那の出来上がり、ここからは浴衣姿で街を歩き、ますます旅気分♪

横浜女性フォーラム市民講師の河原先生に着付けをしていただきました

保土ヶ谷駅前を流れる今井川沿いに煙突が見えます。保土ヶ谷駅西口商店街の真ん中あたりに位置するここが今回の主役「第二常磐湯」です。入口は商店街のほうを向いていて、注意しないと見過ごしてしまいそうな細い路地の先です。

この細い路地の先が「第二常磐湯」です

第二常磐湯

ここでは、参加者の皆様は普段は見られない銭湯の釜場などを見学後、お風呂を楽しまれたとのこと・・私は浴衣の着付けやら記念撮影やらしている間に・・・メインイベントの銭湯タイムは過ぎてしまいました・・・今度行かせて頂きます!

整体でリフレッシュ

旧東海道の宿場町として栄えた保土ヶ谷。当然歴史的資源は多く、それを使ったにぎわいづくりや活性化の取り組みは行われてきたそうですが、今回はちょっと趣向が違います。商店街を歩いて銭湯に浸かる。希望の方は浴衣を着せていただき、思い思いに地域を散策したり、マッサージやエステを体験。最後は焼き鳥にビール! 私は東海道の一つ先、戸塚に住んでいますが、すっかり温泉旅行を楽しんでいる気分でした。今日は日曜日・・明日は仕事でちょっぴり憂鬱・・なんて日もありますが、本日の私はプチ旅行気分で心からリフレッシュ、贅沢なくつろぎのひと時を過ごせました。

地域の方にとっては銭湯は生活の一部。余りにも当たり前で、「地域の資源」という発想は無い。そこを敢えての主役とした企画ですが、外から来る人にとってはとても新鮮で魅力的に映ったようです。銭湯と商店街の組み合わせで「温泉宿」とした今回の取り組み。そうした「灯台下暗し」的な資源ってどの商店街にもあるのでは?と考えさせられる今回のイベントでした。保土ヶ谷の皆様、本当に楽しかったです!ありがとうございました(^O^)